
ウィーン2日目。
私たちがけっこう楽しみにしているのが、ホテルの朝食。
ていうか14年前はともかく、今回の旅行では物価が高騰しているとわかっていたため、ホテルは朝食込みと決めていたのです。
で、ホテル『ヨハン・シュトラウス』の評価がイマイチな理由が、『朝食が簡素』だったためだそうで。
いやいや、全然!
そりゃ、ウェイターさんがサーブしてくれるわけではなくブッフェ形式ですが、日本人からしたら充分すぎるくらい充実しています。
スクランブルエッグ、ソーセージ3種、ハム3種、チーズ3種、生野菜数種類、グラノーラ、フルーツ、はちみつ、パン7〜8種、コーヒー、紅茶、日本茶(ティーバッグ)まで!
娘も感動していましたが、それぞれの素材が美味しい!
特にパンは秀逸です。
なので⋯
即席サンドイッチの美味しいことよ。
朝のお楽しみです。
朝食を食べたら、さっそく行動開始!
まずは路面電車に乗って。
ベルヴェデーレ宮殿へ!
見えますか?
宮殿の前で『This is it』ポーズをしています。
14年前にも同じことをしています。
まさかもう一度できるとは思いませんでした。
ここからは絵画ゾーン。
『接吻』はいわずもがな。
クリムト愛好家にとっては夢のような場所です。
でも私が一番好きな絵が見当たらない!
とパニクっていたら。
別の企画展で展示されていました。
美しいです。
『水蛇Ⅰ』。
女性同士の性愛的なものを感じます。
『ユディトⅠ』も好きです。
Ⅱもあり、これまた全く違った雰囲気で好きなんですが、そういえばどこにあるのでしょう。
いつか見てみたいなあ。
絵をしっかり堪能したあとは。
14年前にもお邪魔した『SALM BRÄU』。
当時、タクシーの運ちゃんに大プッシュされたお店でして、滅法美味しかったのです。
まだあって嬉しい!
しかも大繁盛しています。
パンケーキ入りビーフコンソメスープ。
とにかく、ビーフコンソメが美味しい。
出来合いではなく、ちゃんと作っている味わいがします。
グーラシュ。
グラーシュ。
グヤーシュ。
昨晩食べたものとメニュ名は一緒ですが、こちらはハンガリー寄りでスープっぽいのだそうです。
コクがあって、まさに『滋養』という味わい。
もちろん乾杯。
娘は朝食を食べすぎてあまりお腹が空いておらず、ビールも今はいらんとのことでジュース。
でも、ここのビールもめっちゃくちゃ美味しいのよ。
14年前に飲んで、感動したビールなんよ。
なので、私たちは美味しくいただきました。
圧巻の『スペアリブ』。
これで2人前、48.90€。
つまりおよそ8000円。
高いけどボリュームもすごいです。
ちょっと濃い目で甘めの味付けが肉の脂とよく合います。
ジャガイモ5個分くらいのフライドポテト。
でもこれまた美味しい。
全然モソモソしていなくて、しっとりしていて甘いの!
あんまり食欲ないと言っていた娘も、美味しくてムシャ食い。
3人で完食しました。
思い出の味、再び。
それにしても今回の旅では、飲食店での、店員さんの男性率が以前より飛躍的に高かったような。
カフェでも屈強なオジサマが親身に世話を焼いてくださり、意外なほどでした。
良い国です。
ご馳走様でした(*^^*)
SALM BRÄU
住所 Rennweg 8,1030 Wien
TEL +43-1-799 599 2
e-mail office@salmbraeu.com
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