夏になり、今年もはじまりました『麺や青雲志』の『特製豆乳冷やし塩らぁ麺』。
ウニ氷、アボカド氷、トマト氷の3種類があるのですが、その競争率の高さが・・・。
開始当初は平日はウニ1・アボカド1・トマト5 土日祝はウニ2。
なお今日現在は平日ウニ2・アボカド2・トマト5 土日祝はウニ3に変更されています。
(ちよぞーさん情報です)
今年から豆乳冷やしだけの複数杯注文は不可となり、1人1食制。
そのため、朝早くから並ぶのが必須となっています。
私が知る限り1番早く並んだ人は、朝の4:00・・・。
食べたいなあ、でも早朝から出られないよなあ、と諦めていたのですが。
21日日曜日、なぜかこのポジション。
わかる人にはわかると思いますが、SPポジションです。
禁じ手を使い・・・いや、使わせていただきましたのです。
多分、この禁じ手は人生で二度と使わないし、使おうとも思いません。
まわりにいた人たちは、何事かと思ったことでしょう。
絶対無理だと諦めていた、あこがれの『特製豆乳冷やし塩らぁ麺(ウニ氷)』1600円。
美しいです。
トッピングのイクラや海ぶどうも美しいです。
こちらが『ウニ氷』です!
中身、みっちりウニです!
あまり早く食べてしまうと、氷が溶ける前に食べ終わってしまうので、なるべくゆっくり食べて欲しいとのこと。
実際食べていると、少しずつ溶けてくるのですが、それがウニそのもの!
どれだけぎっちり入っていたの!?というくらい。
麺はさらに進化したようで、ものすごい噛みごたえがあります。
堅いわけではなく、跳ねるような食感です。
そしてスープ・・・・!!!
一口飲んだ瞬間に、ハマグリの香りと風味でむせ返るよう!
それを豆乳が柔らかく受け止めて。
で、食べていると、ウニが溶け出してきて、スープが豊かに、そして甘くなるのです!
どんどん甘く、どんどん芳醇に・・・!
トッピングの海ぶどうも、まったく違和感がなく。
・・・「海を食べている」という感覚が自然に湧いてきます。
芳醇な海が、この1杯に凝縮していると言うか。
それにしてもスゴイです。
最初は出汁と豆乳の素直な味わい、次にウニの旨味と甘味が来て、最後にイクラとともにスープを口に含むと、今度はイクラの塩気とあいまってまた味が変わります。
つまり、スープの味が2度変わるんですね。
・・・とか分析していますが、食べている間はそんなこと考えている間もなく、食べたいやら食べ終わりたくないやら、味が複雑すぎて、必死で味わっていて。
しかし帰りの道で「こんな味、知らなければ良かった」と後悔しました。
だって、この味を知っちゃったら、もう知らない時に戻れないんですよ。
そしておそらく二度と食べられないでしょう。
そう思ったらさ〜・・・。
でも、食べられない後悔より、食べられた後の後悔の方が、断然良いですね!
だって、この味を知ることができたのですから!
この後、1日中、味を反芻しては深い余韻に浸っていました。
すいません、熱くなりすぎました。
もう二度と食べられないかもしれませんが、この料理をつくる人が三重県にいるというだけで、嬉しいです。
そしてTさん、ありがとうございました!
ご馳走様でした(*^_^*)
麺や 青雲志
住所 松阪市嬉野権現町神北405-14
TEL 非公開
営業時間 11:00~14:30
定休日 月・火・金曜日
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