ここはどこかと言うと。

『寿しもと支店』でやんす。
年末に注文した、てっさやらてっちりのやらのお皿をお返ししがてら。
「がてら」だから仕方ないんですよ！


なんて言いつつ、いきなり大好物の『〆サバ』。
〆てありつつもほぼ生な食感。
乗り切った脂を、ちょっと緩和する程度で、絶妙です。


マグロの造りとアジ。
マグロ・・・赤身と中トロとトロ・・・危険な味わい。
うっとりします。
この日オススメのアジは、身がコリムチで噛むほどに味わいが。
光物が苦手な人でも、これは間違いなく「美味しい！」と言います。


『甘鯛のフライ　唐墨添え』。
あまりの美味しさに目を閉じてしまいました。
これは、感動モノです。
サクサクの甘鯛の鱗、ふわふわで甘みのある身、そしてそこに、唐墨の塩気と旨味が！
味わっている最中、口内が恍惚とするひとときでございました。
これは素晴らしい一品です。
是非もう一度食べたい！！


m子の鉄板、トロ鉄火。
美味しくなかろうはずがありません。
理性と母性いうものが私になかったら、全部奪っています。
でも母だから、我慢するのだ。


こちらもm子御用達、白魚の天麩羅。
相変わらず、こちらの白魚は立派です。
付け合せの山菜の天麩羅は、夫と私で奪い合いました。
コゴミの天麩羅は、山菜料理の中でも大好物です。


何気にｍ子が注文していた、イクラご飯。
娘はここのイクラが大好物。
他のお店や家でも時々食べるイクラとは、一線を画しているようです。
スジコを丁寧にほぐして、薄味でしかもしっかり漬けてあるのでイクラの旨味と出汁の塩梅が絶妙なのです。


禁断の・・・イカウニですら。
これは川崎の馴染み寿司店『すし勘』で初めて食べて以来、私たちの心と胃袋を捉えて離しません。
身体に悪いのはわかっているのですが、みなさんも食べてみてください。
病みつきになり、日本酒と焼酎がとまりませんよ。
そして今回はつまみを早めに切り上げ、


魅惑の握りゾーン。
見た目は赤身と中トロの間ぐらい。
しかしとろける食感と、鼻に抜ける香りが素晴らしいです。


甘海老。
どこまでも甘く、口の中でシャリと混ざり合います。
このシャリの酢加減がきつすぎず、甘すぎずワタシ好み。


初めての『赤出汁』。
色々な魚のアラが、めっちゃ良い味を出しています。
なんで今までここに行き着かなかったのか！と、後悔したほど。
そのまま『飲むおつまみ』になりそうな、旨味の濃さです。


「身体には良くないけど・・・」と言いつつ出された『白子のにぎり』。
拒めるわけないしょ！
香ばしい部分と生のトロッと感、そしてクリーム的な濃厚な味わい・・・を引き締めるワサビ！
美味しすぎて、怖くなりますよ。


最初の〆サバよりも、やや〆の深いサバ。
これはこれでシャリに合うので、鯖好きにはたまりません。


ここに来て、ウニ。
一粒一粒がしっかりとしており、めっちゃ新鮮です。
ミョウバン臭さなどが一切なく、ウニの芳醇な美味しさを純粋に味わうことができます。


締めは穴子。
身がふわふわとどこまでも軽いのに、どこか色気を感じるというか、舌の上にねっとりと余韻を残すというか。
煮穴子好きなら悶えますよ。
この日はご店主のおすすめで、こちらは出されるがままに堪能いたしました。
お邪魔した日から、もう２ヶ月近く経っているのでそろそろ行きたいなあ。
でも、あんまり贅沢しちゃいかんなあ、と書きつつ思いました。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
寿しもと支店
住所　津市広明町363魚伝ビル1F
TEL　059-228-5051
営業時間　月 – 金 　17:30〜 23:00
　　　　　土　 17:30 – 22:30
定休日　日曜日（月曜日が祝・祭日の時はお休み頂きます　日・月連休）