伊賀肉をいただきました。

『金谷』の項でも書いたように、私は松阪肉よりも伊賀肉が大好きです。
霜降りでありながら肉肉しく、脂はくどすぎず肉とのバランスが良く、もたれないお肉です。
もちろん味も良く、生をわさび醤油で頂いたりしたら、至福です。
なので、心の中は阿鼻叫喚、もとい跳梁跋扈、もとい狂喜乱舞です。
「ひゃっほおぉぉぉぉ!」です。
下さった方、本当に有難うございます。
M子は心の底から感謝しております。
と、ひとしきり感謝タイムが終わったところで、


じゅわわ~
すき焼鍋は『長谷園』で購入したものです。お気に入りです。
いや、そんなことよりも。
なんて素敵な色具合なんでしょう。このまま食べてしまいたいくらいです。
いや焦ってはいけないですね。砂糖とはさめず醤油を投入です。
そして7分ばかり火が通ったところで、即上げ卵付け→即食べ!です。
・・・はああぁぁ~ん
とろけます。醤油と砂糖と絡み合ったお肉は、犯罪的な味がします。
関東では「割り下」なるものを使いますが、絶ッッッ対に使ってはいけません。
甘すぎべたつきすぎで、肉の味がわからなくなってしまいます。
水分は野菜と白滝、そして若干の日本酒で補います。


和田金・金谷で学んだとおり、玉葱が有効です。半ば火が通り、若干「シャリ」が残った状態が絶品です。白滝も肉汁の味を吸って、かなりのカロリーとなっていそうです。
そして忘れてはならないのが「豆腐」です。こちらも肉の味を吸って、豆腐ステーキなど及ばないほど、甘辛肉なお豆腐になっています。しかも熱々です。口内火傷は必至です。
狂おしいほどの時間が過ぎ去ったあとは、狂おしいほどの満腹感です。しかし。
お楽しみはこれからです。
ここにうどんを投入し、残った汁と脂を吸わせ、さらに卵なども回しかけてしまい、
一気にすすりこむのです。
満腹中枢が麻痺して、メタボや血糖値のことなどは忘我の彼方。
一種のカタルシスですね。
危険ですのであまりお勧めしません。
ご馳走様でした。[#IMAGE|S58#]
大道精肉店
住所 伊賀市柘植町2349-1
TEL 0595-45-2005
※こちらのお肉をいただきました。