北海道最終日。
お昼前に白雪さん宅を後にし、到着したのは、小樽。

あり得ないくらい灼熱です。
北海道の夏ってこんなに厳しいの!?と驚いていたら、今年は軒並み記録的な暑さだとか。
顔に日焼け止めを塗っていても首から肩が真っ赤に焼けました。
そしてここで昼食を。
私は小樽の海鮮丼やお寿司のお店を、これでもか!というくらいピックアップしていたのです。
なのに何故か、娘と夫が向かったのは、『小樽運河食堂 浅草橋ビアホール』
ブッフェのお店です。
修学旅行の団体がワラワラといます。
つまり、そういうお店です。
ここで浅草なんて単語聞きたくないわ!つーか『浅草橋』って何なのその中途半端さ!
・・・と、心の中に暴風吹きまくり。
でもまあ、お昼を食べ終わり、ガラス好きな娘と、北一硝子界隈をぶらぶらしていると、娘に異変が。
「虫に刺されたんかなあ、痒いなあ」
ギクリ。
娘は、体力が限界を超えると、ジンマシンを出す習性が。
ここで打ち止めとばかりに、娘をキャンピングカーに押し込み、安静を言い渡しました。
フェリー乗り場である苫小牧に向かうにしても、あと7時間以上もあり、時間が早すぎる。
どうしようかな・・・などと考えていたら、夫が突然、
「最後にもう一杯、うに丼を食べさせちゃる!」と。
で、いきなり向かったのは積丹半島。
先っぽまで行くと、うに丼が食べられるお店がたくさんあるんだそうな。
それ以前にM子は、すでに一軒のお店をチョイスしてありました。
しかしここに来てまだ、私たちは北海道の広さを舐めていました。
予想では1時間半くらいで到着する筈が、3時間弱かかり。
しかも到着直前になり、娘のジンマシンが激しくなり。


そんな余裕のない状況の中、なんとか到着した、『生うに丼の なぎさ』。
[#PARTS|USER|61439#]
またしても最果て。お店の前は海です。
ここは6月中旬~8月末までの営業。
本当にうに漁解禁期しか営業していないのです。
夫はm子が心配なので、車に残ると。
だからM子、お前一人で食べてこい、と。
うに丼を食べるために、ものすごい重いものを背負ってしまいました。


食べてやりますとも。
で、メニュ。
本当にうに丼オンリーです。
その日に獲れた分を出すそうで、この日この時間にあったのは、『ムラサキウニ丼(並・大盛)』と『ハーフ&ハーフ丼(並)』のみ。


そしてこれが、『ハーフ&ハーフ丼』!2500円!


左がバフンウニ、右がムラサキウニです。
『純の番屋』のうに丼も美味しかったのですが・・・何というか、全然別物です。
あちらのはお醤油が是非モノだったのに対して、こちらはお醤油の必要まったくなし!
それほど甘く、そして海の味が。


バフンウニ!
粒の一個一個がツヤツヤと光っていて、口に入れると粒が迸る感覚!
そして、陶然とする甘さ。
この味をお伝えできないのがもどかしい。
余計なものが入っていなく、採れたてそのままの、純度100%のウニ!
ウニの本当の味って、ここまで芳醇だったの!?と。
もはやワサビも必要なく、ご飯とウニだけを頬張り続けていたいです。
顔を上げると、お店のお母さんが。
夫と娘を車に残し、一人でうに丼を食べていることに何かを察したのか、いろいろ話しかけてくれました。
娘のことを話すと、
「今度は旦那さんと娘さんと一緒に食べられるといいね」と。
ジ~~ン。
美味しいしありがたいし。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#][#IMAGE|S58#]
生うに丼の なぎさ
住所 積丹郡積丹町来岸町21
TEL 0135-46-5308(大西商店兼用)
営業時間 6:00~17:00
営業期間 6月中旬~8月末(うに漁解禁期)
定休日 期間内無休
※ただし、時化で休業の場合があるのでTELにて要確認!
なんも連絡しないで行ってしまった・・・。
開いていて良かった。