今日は前振りが長いです。
そもそも和歌山に向かったのは、
ここに来るためでした。
こことは、


川湯温泉にある『仙人風呂』でございます。
川を堰き止められて作られる、冬だけの大露天温泉風呂・・・。
素敵ではありませんか。
が、この前日に掃除をし、湯をすべて入れ替えたとか。
早朝6:40に入ってみると、湯がまだ練れておらず、上は熱湯下は冷水状態で、10秒と入っていられませんでした。
そんな傷心を抱えて次に向かったのが、


小栗判官も入ったという、湯の峰温泉です。
ここは街の佇まいも大変良く、お湯は熱めで黒っぽい湯の花が浮いています。お風呂を出た後もかなりポカポカと暖かく、とても気に入りました。
また、90度ある源泉でゆでた卵も美味しく、3人で10個も食べてしまい・・・
・・・前振りが長すぎました。


旅館とお寿司屋(?)らしい『瀧よし』です。
この地でM子がどうしても体験したく、無理を言って、このお店で作って頂いた物が、



『めはりずし』500円です。
・・・今、地味って言いませんでした?
いやいやこれは、只者ではございません。
予想以上に美味しいです。作りたてのおかげもあって、中の酢飯はまだほかほかと暖かく、その湯気に、高菜を漬けた醤油の香りがぷう~んと立ち上ります。醤油自体が旨いのか、高菜の味付けは醤油のみらしいです。漬物とご飯を一度にほお張れて、幸せ~な気持ちです。
もしも熊野地方を訪れる機会がありましたら、是非一度お試しください。
ご馳走様でした。[#IMAGE|S58#]
瀧よし
住所  和歌山県田辺市本宮町湯ノ峯260-4
TEL  0735-42-1515
以下、Wikipediaより抜粋。
『南紀、・熊野地方の山仕事や農作業で食べる弁当としてはじまったと伝えられ、現在でも一般家庭でつくられている。本来は酢飯ではない麦飯でソフトボール大に握ったと伝えられるおにぎりを高菜で包みこんで作る[1]。多忙な仕事の合間に簡便に食事を済ますため目を見張るほどの大きさだったといわれている。目張り寿司という名称は、大きさやうまさから「目を張るように口を開ける」「目を見張るほどおいしい」に由来するという説、あるいは、おにぎりに目張りするよう完全に包み込むことに由来するという説もある。』(wikipediaより抜粋)