観ました!
観ましたとも!
クリムトの、生『接吻』を観ました!
鑑賞者チラホラ・・・だったため観放題だったのですが、感極まった挙句、絵の前で涙をだだ漏れしたので、周囲の方からドン引き状態・・・。
でも良いのだ!
私たちはこのために、地球を半周してきたのだから。
さらにワタシ的には、『接吻』よりも好きな『水蛇』。
所在が不明だったこの絵が、まさかここにあろうとは!!
運命の神様アテネ、ありがとう。


で、お昼ご飯はここ『SALM BRÄU』。
空港からホテルに向かった時のタクシーの運転手さんが、大プッシュしていたお店。
きっとマージンもらっているんだろうな・・・とあまり信じていなかったものの、ベルヴェデーレ下宮入り口の、すぐ横にありまして、やたらと良い匂いが漂ってまいります。


何だかやたらとそそるので入店!


メニュ。
英語すらあやふやな私にとって、あまりに難易度の高いメニュ。
しかし気力で解読します。


店内のタンクで作られた、文字通りの自家製ビールで乾杯!
・・・うお!
今までの人生で最上な美味しさ。
穀物である麦の香りが飲み口の後に、残り香のように漂って。
しかも植物の青臭ささえ感じます。


『フリターテンズッペ』
ビーフコンソメの中に、クレープの薄切り。
ちゃんと取ったコンソメが、クレープの生地に染み染みで、しみじみ美味しいです。


ズッペ・・・つまりスープなんですが、何が入っているのやら。
しかし濃くて深くて、今までに経験したことのない味。


接写。
何て言ったら良いのか・・・グラーシュをもっともっと肉を煮崩していって、そこにビーフブイヨンを足してミキサーにかけたかのよう。
めっちゃ栄養がありそうなコクのある味わいで、スプーンが止まりません。


メインの一品『ウィンナーシュニッツェル』14.90€。
うはwww
一枚がでかいです。
けれども、衣にビールが入っているのか、サクサクで軽くて香ばしい!


びっくり。
ベリージャムがお肉に合うのです。
最初はレモンのみでいただき、ベリージャムでもう一度美味しく・・・。
うーん・・・このお店は、超アタリかも!


で、ですね・・・付け合せのジャガイモがですね。
茹でたジャガイモを溶かしバタとパセリに和えただけなのに・・・。
「何でこんなに美味しいの!?」
というくらい美味しい!
ネットリしていて甘くて・・・かと言ってサツマイモの甘さではなく。
ゲルマン民族がジャガイモを主食にするのも、この美味しさならさもありなん。


このお店の売りの『リブ』14.60€
これで一人前らしいのがスゴイです。


断面。
このアバラの大きさは子豚ちゃん?
臭みがなく、まったく歯にストレスを与えないほど柔らかいお肉。
そこにスパイシーな漬け汁が染み込んで・・・。
オーストリア料理って意外にスパイスが効いてるのが多いんですね。
ソーセージも香辛料が入ってますしね。
・・・とか言っている場合じゃないくらい美味しい!!
こんなにガッツリ注文しちゃったのに、


気づけばこの有り様。
リブの付け合せのポテトフライを残すのみ。
ホントはポテトも全部食べたかったのですが・・・悔しいです。
いやー、ここは本当に、超ステキなお店でございました。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
多分全然必要ないとは思いますが、もし万が一行くことがあったら。
SALM BRÄU
住所 Rennweg 8,1030 Wien
TEL +43-1-799 599 2
e-mail office@salmbraeu.com
上のリンク先はm日本語で紹介しているページ。
ちなみにお店のHPはこちら→SALM BRÄU