2018年、新年明けましておめでとうございます。
なんと、『壮絶!ミセスM子にうまっぷ拡大版』は今年、11年目に突入します。
正直、こんなに続くとは思っていませんでした。
これからもボチボチ更新しますので、おつきあいのほど、よろしくお願いいたします。

というわけで新年第1本めの記事です。

溜まっている記事はまだまだあるのですが、旬を逃してはいけないネタもあるわけで。
なので、まずは。

 

今年のおせち。
明和町のフランス料理店『restaurant Ryu』。
これまで2度ほどお邪魔しましたが、そのたびに素材へのこだわりとお料理のクオリティの高さに驚かされ。
で、今年(去年〜今年)にかけての暮れが夫婦2人ということもあり、量的にもちょうど良いかなと。
31日にお店まで引き取りに行ってきました。
おせちの下の箱は『オマール海老のクリームスープ』です。
いきなり期待大。

 

二段重の上段は、オードブル部門。
思わず、おおおおお!と声が上がります。
左上から、
●錦爽鶏のブイヨン煮 しまカボチャ
●松阪ひらたけのテリーヌ 芽キャベツ
●松阪極み豚の焼きパテ 菊芋
中段左から
●トリュフ&地卵のスパニッシュオムレツ
●フォアグラのテリーヌ 金柑のコンフィチュール
●スペインキャビア オマールミソのクリームとうずら豆
下段左から
●スモークサーモン なばな
●松阪極み豚のリエット 金時人参 塩かぶ
●ハモンセラーノ ロメインレタス

すごいです。
お店でいただいているものが、そのままお家に来たかのようなクオリティ!
本当にどれも美味しいです。
でも、すべてに言えるのが、素材の味を活かしているということ。
フレンチだとしょっぱいと感じる寸前まで塩をすることが多いですが、こちらの料理は逆。
なので、口に入れた瞬間、塩を感じることなく素材の旨味がダイレクトに来ます。
そこからブイヨンや香辛料やらの味が、じわじわしてくるという感じなんです。
錦爽鶏のむっちりとした食感と肉の旨味、そして噛むほどに染み出してくるブイヨンの味わい。
ひらたけなんて、旨味の塊です!
そしてむせ返るようなトリュフの香り!
スペインキャビアとオマールミソは、見た目的に味の想像がつかなかったので恐る恐る口にしたところ、衝撃が走るほどの美味しさ!!
夫と2人で目玉が飛び出るかと思いましたよ!
それからね、真ん中のフォアグラ。
なにこれ、どうしてこんなに美味しいの?
このまま食べるのがもったいなくて、取っておいた『コトリノウタ』のパンをトーストして乗っけたところ、ほっぺが落ちました!

 

続いて下段は、メイン料理。
いや壱の重がメイン言うても過言ではないのですが、やはり見た目からして圧巻ですね。
上段左から
●鱸のポシェ キャベツのブレゼ
●鴨の真空調理 香り牛蒡とサラダ米
中段左から
●オマール海老丸ごと1匹 赤キャベツのフランドル風
●特産松阪牛ロースト アルデンテ黒豆
下段左から
●鯛のポワレ そうめんカボチャ
●松阪極み豚 パリ風ハム仕立て 白菜のエチュベ 紅白大根

なんかもう、嬉しい悲鳴が。
美味しいものを詰め込みすぎですよ!
ちなみに特産松阪牛は、

 

相可高校産の松阪牛です。
おせちに入れるレベルのお肉じゃありません。
温めていないのに、お口の中で脂がとろけるんですよ!!
しかも脂の香りが素晴らしい!
鯛は渾身の火入れだったようで、完璧な食感です。
口に入れると、まず魚の味わいが来て、その後に調味料が香ってくる感じ。
メインもすべて、ごまかしのきかない素材重視の味付け。
素材の旨味をダイレクトに感じます。
それから上段下段、両方に言えるんですが、付け合せの野菜が美味しい!
添え物ではありません。
野菜嫌いの私が、ガツガツ食べたくなるくらい。
しかし、決して「付けた味」で食べさせるのではなく、野菜自体が美味しいんです。
野菜はすべて明和町産とのこと、土地に根ざした野菜とは、こんなに美味しいんですね。
赤キャベツやそうめんカボチャ、白菜などはもちろん、豆も素晴らしく。
特に松阪牛の旨味が染み込んだ黒豆は、箸が止まらないほどでした。

と、ここまでは31日の夜。
1日の夜は夫の実家でお食事会。
ハンドルキーパーだった私が楽しみにしていたのは。

 

『コトリノウタ』のトーストに『トリュフ&地卵のスパニッシュオムレツ』と『錦爽鶏のブイヨン煮』を乗せたもの。
くは〜! 夢の共演です。
先に寝てしまった夫、ごめんよ。
でも、めちゃめちゃ美味しかったの。

ご馳走様でした(*^_^*)

 

restaurant Ryu
住所 多気郡明和町金剛坂776-21
TEL & FAX 0596-52-6440
営業時間 HP参照
定休日 不定休 HP参照