もう終わってしまいましたが、8月6日〜18日まで、美杉の『日本料理　朔』にて、『作品展&鹿カレー』というイベントが開催されました。
初日にお邪魔したところ、私たちが一番最初の訪問者だったそうです。

 

佐知子さんの作品。
妙に心に響きます。

 

こちらの『黒陶』は炭の色が器に移っているのだそう。
漆黒です。

 

渦的な作品が多く、目を奪われました。
渦という自然に生まれる文様を、作品が圧倒的な存在感に仕上げてゆくというか。

実はここには写っていない青の作品群があったのですが、その中の一つがどうにも気になり。
そうしたら、夫もそれが気になっていたとのことで、思い切って購入しました。
夫婦の感性って似てくるのでしょうか。
『朔』のお料理と器を見ると、確かにそうなのかも・・・と毎回思います。

 

一方、敬さんは外で鹿カレーカフェを。
この日は美杉でも相当暑く、汗が滴り落ちます。

 

この日のメニューは美杉産のシカ肉と夏野菜を使った『朔カレー』。

 

そして『ココで採れたモモソーダ』。
朔のすぐ近くにある桃の木に小さな実がついたので、それをジュースにしたそう。
甘さが爽やかで美味しい！
普通に販売しているモモよりおそらく、甘みが少ないのでしょうが、むしろそれが舌に心地よいです。

 

お楽しみの鹿カレー。
数年前、『むらのわ市場』でいただいた時も感動しましたが、さらに進化しています！

 

あまり辛くないのにスパイスがさらに複雑化し、なんとも言えない深いコクと酸味。
野菜は寸前に炭火で焼かれていて、カレーの味わいと香ばしさが口の中でさらに膨らみ。
鹿肉は骨から外れるほど柔らかく、噛むと鹿ならではの、けれど全く臭みのない旨味のみが広がります。

佐知子さんの作品、あまりに素敵すぎて、いまだに飾る場所が決まりません・・・。

また来年も、作品展&鹿カレーイベント楽しみにしています！

 

日本料理　朔
住所　三重県美杉町八知3541
TEL　080-6928-3939
営業時間　11:30〜16:00
　　　　　ランチタイム　11:30〜と13:15〜の2回