久々に・・・本当に久々にフレンチです。

三重県立美術館一階の『ミュゼ・ボン・ヴィヴァン』。
伊勢にございます『ボン・ヴィヴァン』の支店です。
フレンチとかイタリアンとかが食べたかったのです。


クリックすると大きくなるメニュ。
それでも今回は微妙な大きさですね・・・。
見えない方はご連絡ください。
もっと大きな文字でお見せしますから!
以前は「平日のみのサービスランチ 890~1050円」というのがあったそうですが、現在は終了とのこと。
フレンチで890円というのに興味津々だった私・・・終わってしまったとは、残念です。


結局夫と私共に、『シュペール・デジュネ・ランチ デザート付き』2310円を注文。
こちらは前菜・またはスープから選べる前菜の『秋刀魚のテリーヌ』です。
ベーコンとジャガイモと秋刀魚の組合せ。
秋刀魚の脂がほど良く乗っていて。
間のジャガイモにベーコンと秋刀魚の脂が絡まっていてですね、珍しい味わい。


M子注文の大好物。『ヴィシソワーズ』です。
カリッカリに脂を抜いたベーコンの細切りとコンソメのジュレが乗っていて、見た目も綺麗です。
ヴィシソワーズも丁寧に作られていて、舌触りも滑らか。
ただ・・・これは個人的な感想なんですが。
冷たいスープなので、ベーコンにほんの少し残った脂の香りが気になってしまうんですよ。
気にし過ぎでしょか。


肉・魚からチョイスできるメインの、魚料理。
お店の方に
「今日のお魚は『さごし』です」
と言われましたが、「さごし」ってわかりますか?
特に東日本の方。
こちらではスーパーでも見たりしますが、私は引っ越してきて初めて知りまして。
鰆の子供(若魚)なんですって!
最近やたらと鰆に遭遇します・・・旬なのでしょうね。
白身で火を通すとホクホクというより、ややキシキシした感があり、身に味が良く染みます。
ソースはボルシチかロールキャベツっぽいです。
小さな魚はオリーブオイルで揚げられた公魚のフリット。
かなり風味が良いです。


肉料理。
鶏肉のグリル。
美味しい。
・・・のですが、八角?茴香?が効いていて、どちらかというとフレンチよりもエキゾチックな仕上がりに・・・。
ご飯が欲しくなる味です。
鶏肉上に載っている角切り茄子が、もうちょっと柔らかいと嬉しかったかも。


デザート。
蜂蜜のアイスにフルーツにチョコケーキにブラマンジェ。
このブラマンジェがあっさりしており豆乳風味。
お店の方に聞いたところ、正解でした。
チョコケーキはチョコの味が濃く深く・・・。
などと夫とあれやこれやと話していたところ。


おおお。
注文していない、二皿目のデザートが。
現在県立美術館で開催されている『菊池契月展』にちなんだランチメニュで、展示絵画の『鉄奬蜻蛉(おはぐろとんぼ)』に着想したデザートだそうです。
皿内は大葉ジュレと乳酸アイス。
各々単体だと味がきついのですが、二つ合わさると緩和されて良い塩梅。
端のイチヂクパイは文句なしに美味しい!
これはもっともっと食べたいくらい!!
実は、ここのシェフさんは、夫と以前一緒にお仕事をしたことがあり。
この日は忙しそうなのでお声をかけなかったのですが、いつの間にか気づいていらっしゃったようです。
二皿のデザートまで満喫させていただき、大満足!
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
ミュゼ・ボンヴィヴァン
住所 津市大谷町11番地 三重県立美術館内
TEL 059-223-7070
営業時間 カフェ 10:00~17:00os
       ランチメニュー 11:30~14:00os
       ディナーメニュー 17:30~19:30os(コースのみ)
定休日 月曜日(美術館の休館日)