こんにちは。
しばらくblogをご無沙汰していました。
先月の末から体調を思いっきり崩し、何日間かモノを食べられない状態に。
食べ物を見るのも苦痛だったため、食べ物尽くしの自分のblogを見ることが出来ませんでした。
昨日頃からようやく復活しつつあり、ようやく更新しようかな~・・・と、思えるようになった次第でございます。
ではさっそく。

8/29に訪問したお店です。
『稲米舎』と書いて「とうべや」。
くま先生のブログでも紹介されています。
くま先生、ようやく行きましたよ~!!


素敵な店構えです。
M子一家が愛する「和具の浜」にほど近い、漁師町の中にひっそりと佇んでおります。
「ここに行こう!」という気がなかったら、絶対に見つからないでしょう。


店内・・・というか屋内は、こんな感じ。
もともとお店の方のお母様の住居を改装したそうで、古民家好きなら涎が出そうです。


もちろん涎が出るのは、建物だけではなく。
ここの食事は昼食・夕食共に完全予約制。
大体の予算をお店に伝えて後はおまかせ。その日の漁や収穫次第ということになります。
M子は3000円でお願いしました。


この日の献立。
先付けに、梅のジュースやトウモロコシに栗きんとんにイモの蔓。
トロロの下にはこぶ締めの鯛が隠れています。
鼈甲色になるほど、こぶでしっかり〆られていて、ちょっとびっくりする味と食感です。
茶碗蒸しは、卵の味が濃厚で少し固めなのに、舌触りは滑らか・・・美味しい!
タコの天ぷらは薄くスライスしてあるので、食べやすく、意外にボリューミー。
これからお刺身が来るのに、大丈夫かしらん・・・と一抹の不安。


おおっと、その前に、ヒオウギ貝のバター焼と、娘注文のお子様ランチ(1050円)。
ヒオウギ貝が美味しいのはもちろん、お子様ランチもなかなか。
「地物」を感じないのがやや寂しいですが、ハンバーグもスパゲッティも、ちゃんと作っている味です。


お刺身盛り合わせ。
これで一人前です。
お刺身を愛する人なら、思わず拍手するでしょう。
鯛にアラハダ(カマスの大きいもの)に、


鯵にヒオウギ貝。
そしてそして・・・、


ウニ!
しかも希少なアカウニ!
しかもしかも、ギッチリ入っています!
しかもしかもしかも、臭み一切なし!ミョウバン臭さも一切なし!
滅茶苦茶甘いです!
どれも新鮮でキトキト。
これをおかずにゴハンをば・・・!と思っていたら。
何でも、御飯を炊く鍋の調子が悪く、もう一度炊きなおしているとのこと。
で、そのお詫びに・・・と出してくださったのが、


たった今揚がった「カツオ」と「マグロの子」。
すぐにお刺身にして出してくれました。
これが滅法美味しくですね・・・!
両方とももっちもち。
カツオはマグロに比べるとややサッパリ。
マグロは赤身にもかかわらず、コクがあり。
こちらもご飯用に残しておいて。


で、待望のご飯。
M子が愛する『長谷園』のかまどさんで炊いてあります。
ご飯ピカピカ。
おみおつけは出汁が香り高く、そこにアオサの磯の香りが加わって、いくらでもいただけそう。
お漬物の糠漬け胡瓜が、いい感じの漬かり具合でございました。
そして、どーーーーしてもしたかった、


アカウニ・オン・ザ・ライス。
思わず、顔がにやけるほど。
かなりお腹がいっぱいだったにもかかわらず、ご飯をお代わりしました。


デザート①
名物のぜんざい。
この時期に熱々は・・・と、やや引き気味でしたが、一口いただくと「おおっ」と。
胃が休まる味です。
お餅かと思ったら、すいとんぽい食感でした。
これを目当てに来るお客様も多いそうです。


デザート②
ヨーグルト。
自家製でしょうか、ムニューンと伸びて味わい深く、ブルーベリーの甘酸っぱさが効いて、シメにぴったりでした。
一度は足を運ぶ価値のあるお店だと思います。
特にお魚(お刺身)好きな方は、満足度が高いかと。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
稲米舎
住所 北牟婁郡紀北町海山区矢口浦439-3
TEL 0597-39-1280
営業時間 12:00~14:00(要予約)、18:00~21:00(要予約)
定休日 不定休