うはは。
10月8日の出来事です。
10月のびっけ部は、県内ながら、かなり足を伸ばしました。
『プティレストラン グーテ』。
びっけ部の頭脳であるちよぞーさんのサンクチュアリです。
芸濃インターで待ち合わせ、1台の車で向かって1時間半。
奈良県にほど近い、山の中にあります。
香肌峡温泉『森のホテルスメール』の真向かいと言ったほうがわかりやすいかも。
昼夜、ともに1組のみなので、こんな感じ。
素敵すぎます。
全椅子の腰部分にクッションが添えられているのが嬉しいです。
テーブルセッティング。
4人全員、違う絵のお皿。
ミュシャ的で美しかったです。
豚のリエット。
繊維が粗めで香辛料が効いていて、いきなりガツンと来る感じ。
これは期待できます!
っていうか、ちよぞーさんのお墨付きなら、間違いないです。
前菜は『海の幸のソーセージ』。
白身のお魚と帆立かな。
かなり弾力のある、ムッチリとした食感で、海の幸満載の味わい。
しかもかけられたアメリケーヌソースがめっちゃ美味!
ソースの上に載っているのは『金針菜』という、ユリの花の蕾的なもの。
別名『ワスレグサ』とも言われているそうです。
ほろ苦く独特の食感に、全員ハマりました。
自家製パンは、お料理の邪魔をしない素朴な味わい。
もちろん熱々。
栗のポタージュ。
しっかり裏ごしされていて、口あたりなめらか。
味付けが控えめなので、栗の滋味をしっかり感じます。
何て言うの?
派手さはありませんが、料理人の力を感じる味わいなのです。
栗の香りの根底に流れるブイヨンの力というか。
アコウダイのポワレ。
やや酸味があり、中華風というかオリエンタルな風味のソースが素晴らしい!
もちろん、アコウダイ自体にも脂が乗りつつあり、身がふっくら。
付け合せは青梗菜、ハナビラダケ、モロッコいんげん、パプリカ。
ここでいただいたハナビラダケがめちゃめちゃ美味しくて、帰りに寄った『道の駅 飯高駅』で販売しているのを見て、つい買ってしまったほど。
食感・風味ともにかなり気に入りました。
口直しの『すだちのシャーベット』。
美味しい!
けど、酸っぱいものが苦手な私にとってはかなりな酸味。
でもちゃんと、甘みも効いていますよ。
肉は、鴨料理。
口当たりは甘めながら、食べ進めるうちに辛く感じるソースが秀逸!
ソースはリンゴのブランデー仕立て。
洋風なのに、ご飯も欲しくなるとても不思議な味わいです。
このお店は、創作ソースがべらぼうに美味いのだと、ここにきて気づきました。
お肉自体が美味しい上に、付け合せもまた!
人参のグラッセ、ジャガイモのグラタン、アーティーチョーク、
そして周知の事実で椎茸が超苦手な私ですが、この付け合せ椎茸は美味しくいただけました。
最近、生産農家さんががんばっているおかげか、肉厚で苦手な匂いのしない椎茸に出会うことが多くなりますた。
ありがたいです。
デザートはいちじくのコンポート。
これまた冷たくてトロトロで、甘さ控えめな素材重視の味わい。
完熟いちじくを、それ以上に美味しく仕上げていました。
みんな黙って、一心不乱に食べたくらいです。
シナモンが効いていました。
食後のプティフールは、洋風瓦せんべい(マダム談)。
最近のフレンチとは違い、洋食店とも違う、由緒正しき『フランス料理店』です。
ぜひともこちらの料理たちの『ソース』を体験して欲しいです!
ご馳走様でした(*^^*)
プティレストラン グーテ
住所 松阪市飯高町森3304-1
TEL 0598-45-0955
営業時間 ランチタイム 11:30~14:00
ディナータイム 17:00~
定休日 不定休
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