先週お邪魔したお店です。
伊賀だけに、イガいに忘れちゃうわ・・・なんちて。
M子、おっさん化してます。
性差を超えて・・・!
なんてたわ言はさておきまして。
菅原神社(上野天神さん)の傍にあるお店。
『ぬりや』です。
トンカツとステーキのお店です。
メニュを考えるとカテゴリ的には「洋食」なんですが、店の佇まいと内装で「和食」に分類します。
独断です。
ファンシーなメニュ。
あれ、先日紹介した『伊賀の食彩帖』に掲載されていた『鉄板味噌とんかつ定食』がございません。
ちなみに、下の方で隠されているのは『おでんのなんたら(季節メニュ)』でした。
『名物味噌とんかつロース定食』750円。
ご飯はお代わり自由。
味噌ダレと黒ゴマ。
黒ゴマをスリスリして、味噌ダレとともにいただきます。
味噌ダレはかなり甘めで、好き嫌いが分かれるかも知れません。
こちらの人の口には合うのでしょうね。
カツは揚げたての熱々。
カラリとしており、油がしっかり切れていて、口当たりが軽いです。
M子注文の『名物味噌とんかつヒレ定食』850円。
あのですね、揚げ加減がメチャメチャ絶妙です。
個人的には、先日お邪魔した『野崎』に匹敵するほど。
野崎よりも若干火が通っているものの、棒状ではない「一口状態のカツ」で、この火の通し加減・・・なかなか出来るものではありませんよ。
揚げ手(調理人)は、このお店の大女将の息子さんの奥さん(つまり姑と嫁の関係)だそうです。
うーん・・・色々な意味で尊敬いたします。
ちなみにこちらは、ロースカツの断面。
美しいでしょう。
ヒレはもっとレア~な感じだったのですが・・・撮り忘れました・・・。
そして最後に。
「食べ終わったし、お愛想しよか」というところで、コーヒーが。
もちろんサービス。
ものすごい親切です。
美味しくいただきました。
しかし何と言っても、ここの最大の名物は。
大女将・・・いや、看板娘のシヅエさんです。
ご年齢は80代後半から90代。
今もお達者なM子の祖母(93歳・・・だと思う)と同世代だと思われます。
店内の唯一のテーブル(あとは小上がり)を占拠しつつ、とてもお静かに店内のTVを見ているかと思うと、グゥゥー・・・スゥゥー・・・と寝息を立てるシヅエさん。
彼女の眠りを妨げないよう、声や咀嚼音を抑えていただいた食事は久しぶりでございました。
こういうのって・・・なんだか良いですよね。
ご馳走様でした。[#IMAGE|S58#]
ぬりや
住所 伊賀市上野丸之内122-4
TEL 0595-21-4084
営業時間 11:30~14:00、17:00~20:00
定休日 日曜日
ボケガエル
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ごぶさたです。お邪魔してアサリをお土産にいただいて以来ですね。
そのうちに良いワインが手に入ると思いますので、それが手に入ったら、またご一緒させてください。
さて、ぬりやのバーチャン『まだ』元気だったんですね。驚きです。
(昔、おじゃましてた時は現役でした。)
ぬりやさん、とんかつあるんですね。知りませんでした。
ぬりや・・と言えば美味しいステーキが定番でしたから・・・
うちも『伊賀の食彩帖』に載っているものの、まだ目を通していませぬ(~_~;)
aviss
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おお、コメントが遅くなってしまい、申し訳ないです。
ご無沙汰しております~。
そうですよ、ずーっと前の版の『三重のおいしいもん』に載っていたときに、かなりお年を召しているな~・・・と思った記憶が。
さらに輪がかかっていました(笑)
さらにですね、初めてお店に入ったのに、おばあちゃんがいるのが当たり前に感じる自然さ。
もはやお店の一部といった感じでしたよ。
このお店、ステーキが名物だそうですね。
でも流石に昼間っから(しかも一見で)5000円を出すのは憚られまして。
機会があったら・・・って、『食彩帖』を読んでいると、行かなければならないお店が次から次へと・・・!
次の機会いつくるのか、見当も付きません(汗)