昨日久々に、親子三人でランチです。
もちろん伊賀方面へ。
「もちろん」という根拠は、これ。
うふふ。
『伊賀の食彩帖』
この「帖」部分に伊賀の心意気を感じますね。
『伊賀忍法帖』へのオマージュでしょうか。
先月発売されたんですよ。
5年ぶりに新刷されたそうです。もちろん内容もリニューアル。
この本を購入して以来、M子の夜のおかずの定番になっていたのです。
もうですね、かぶりつき。
ものすごくがんばって作ったのが伝わってまいります。
「地元」にこだわり、「地産」にこだわり。
伊賀(及び名張)に304軒!
素敵なお店がこんなに隠れていたの・・・!?
と、嬉しい発見でございました。
編集者の皆さん、ご苦労様でした。
閑話休題。
で、子供連れ・休日・寒い・・・などの点を考慮し熟考た結果、決まったのが、
『伊賀 文雅堂』。
ラーメン屋さんです。
以前一度訪れたものの、定休日で振られたお店です。
何回かお邪魔している『レストランいとう』と同じ通りにございます。
ようやくリベンジ。
店内メニュ。
白菜の入った醤油ベースラーメンが基本のようです。
「白かげ」とか「赤かげ」とか・・・間違いなく忍者を意識していますね。
伊賀の地で暮らすからには、「忍者」は避けては通れない道なのですね。
お、「白かげ」もおりましたね。
個人的には忍者方面ではない「伊賀牛らーめん」が気になるところです。
その他一品もの。
ぎょうざとかミニちゃーはんとか・・・そそりますね。
伊賀牛生センマイ・・・このお店にあるのが不思議です。
M子注文の『文雅堂らーめん』750円。
白菜が入っているので、「天理系」かと思いきや・・・おお、嬉しいギャップ。
優しい味です。
鶏がらと野菜と少々豚骨・・・?
何だか、舌にも胃にもほっとする味わいです。
スープ自体は「らーめん」よりも「中華そば」と呼びたい味。
しかしそこに豚バラ肉の脂や白菜の甘みが加わって、「中華そば」から一段進化した味がいたします。
そうそう。今、私が求めていたのはこれなのよ・・・。
と、ほっこりする味です。
煮卵も良い塩梅の味加減。
黄身はトロリと、やや茹で時間が早めな半熟。でも味はしっかり通っており、子供に半分取られたのが悲しかったです・・・。
久々に「食べ終わる時が来ないで欲しい」と思いましたよ。
夫注文の『赤かげらーめん』850円。
「山椒と唐辛子の赤い影が次のひと口を誘う」がキャッチ。
実際一口スープをもらうと・・・かなり辛いです。
山椒が前面に出ており、ビリビリいたします。
辛いもの好きにはたまらないかもしれません。
・・・しかし個人的には。
スープを味わいたいなら、やはり基本のらーめん(と文雅堂らーめん)をオススメします。
麺はややもっちりなストレート麺。
唇当たりが良く、スープとの絡みもほど良いです。
うん。
正直そこまで期待していなかったのです。
が、嬉しい誤算。
M子的には、久々・・・いや、こちらに越してきて以来の大ヒットです。
確かに豚骨であったり、味噌であったり、中華であったりと、大ヒットはございます。
ただ、「優しい醤油味」というのは、印象に残りにくいので、あまりヒットしないのです。
なのにここに来て「優しい醤油味」でズキューン。
これは大ヒットでしょう。
一人でもちょくちょく通いたいお店です。
ご馳走様でした。[#IMAGE|S58#]
ラーメン 文雅堂
住所 伊賀市上野忍町2560
TEL 0595-21-4077
営業時間 平日 11:00~23:00
日祝 11:00~21:00
定休日 水曜日
※最近大阪店がオープンされたそうです。
M子は恐縮ながら全然知らなかったのですが、かなりの人気店なのですね。
まきゃとし
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「食彩帖」は納品即買いでした。前回も買いましたが、今回はそれ以上の出来かと。
aviss
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さすがです(笑)
前回はまだこっちに住んでいなかったので読んでいないのです。
しかしこの本、チカラ入ってますよね!
よくある情報誌と違い、今まで一度もメディアに登場していないお店(しかもそそる系)も多数・・・良くリサーチしたな~と、感服しました。
しばらく伊賀方面に出没することになりそうです。