すいません。
2ヶ月ほどブログを休んでいました。
1ヶ月の山形旅行の後、帰ってきてからしばらく忙しく。
その後、たちの悪い夏風邪に罹りまして。
というわけで。山形旅行の第一目的のお店を紹介します。

山形県鶴岡市の『アル・ケッチャーノ』です。
オーナーである奥田氏が手がけるお店としては、
淡路島の『のじまスコーラ』内にある『リストランテスコーラ』
三重県の『アクアイグニス』内にある『サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ』
この2店に過去お邪魔したところ、どちらも私の舌に滅法合ったのです。
おそらく舌の好みが近いのでしょうか。
なので今回、山形を堪能する旅の目的の一つとして是非とも、本店であるこちらにお邪魔したかったのです。

とにかく景色が良い!
幹線道路沿いなんですが、田んぼの中にこつ然と現れる感じです。

ナプキン。
『Shonai』は『庄内』だと思われます。


私たちは予めコースを予約していたので、そのメニュ。
3つあるディナーの真ん中である16500円のコースです。



しかして、アラカルトメニュもめちゃ魅力的!!!!
『ウニと黒ノリのフェデリーニ』とか『天然月山筍のフリット』とか『のどぐろ長芋』とか!!!
でも、コースじゃないと予約できなかったので⋯今回は初手なので、これ良かったと思おう。

お昼なのでノンアルで。

『世界緑茶コンテスト』で最高金賞を受賞した『あるけっ茶』を注文したところ、どう見ても緑茶ではない。
味も烏龍茶に近いような。
あとで、お店の方が他のお客さんに説明していたのを聞くと、緑茶コンテストの『発酵茶部門』で受賞したそうな。
私たちにも説明してほしかった。
私は料理の邪魔にならない緑茶が飲みたかったのです。
ちょっともやっとしました。

えんがわのカッペリーニ。
いきなり絶品。
えんがわとカッペリーニとオイルを100回近く混ぜることで、味に一体感が生まれるそうな。
そこにキャビアの優しい塩味が素晴らしいです。

『カツオと出汁』というメニュ名だったので、スープ仕立てを想像していたら全く違いました。
山形の郷土料理の『だし』をアル・ケッチャーノ風にアレンジしたものでした。
さまざまな夏の香味野菜がカツオに絡んで美味しい!
もちろん味は付いているのですが、最低限で、もちっとして香ばしいカツオと野菜の素材の味を、口の中で楽しむ感じです。

『岩牡蠣のモロヘイヤケッカソース』
牡蠣といえば塩味が効いているものですが、それがまったくなく。
ミルキーな旨味のみ。
ケッカソースとは『火を使わずに作るイタリアのトマトを使った冷製ソース』。
こちらのソースも塩味はほぼなく、素材の旨味のみ。
エシャロット、クミン、モロヘイヤの爽やかさ。
驚きの味わいです。
夫は生牡蠣がそんなに得意ではないのですが、もっと食べたいと言っていたほどでした。

『アユと茄子』
圧巻の一品。
庄内産のアユの炭火焼き。
旨味を茄子が受け止めています。
茄子の皮の苦みと、アユの内臓の旨味を味わう料理。
なので最初は尾の方からいただき、茄子とアユの身と脂を味わい。
後半、アユのワタの旨味と茄子を味わいます。
こりゃ、すごいです。

『イノシシのリゾット』
言う事なし。
イノシシが美味しいのはもちろん、無農薬の『はえぬき』が美味しいこと!
さすがに米どころです。
イノシシの美味しいところをギュッと染み込ませたお米に感動しました。


『地魚のMIDORIのアクアパッツァ』
野菜をふんだんに使ったブイヤベースという感じ。
アラの子、ズッキーニ、いんげん、ブロッコリ、スナップエンドウ、オカヒジキ⋯。
どれも地のもの。
スープはルッコラの風味です。
こちらも素材を活かした野菜い味付け。
というか、本当に最低限の塩気。

フォカッチャ。
粉の味わいが強い!
アクアパッツァに浸して食べると止まりません。

さくらんぼのフェデリーニ。
フルーツを使うので、てっきり冷製だと思っていたら。
まさかの温製!
あったかい!

桃を使った冷製パスタなどはあるものの、さくらんぼ⋯と、夫とやや不安でしたが、まったくの杞憂。
美味しすぎる!
熱の通ったさくらんぼは、トマトから青みを抜いたような味わいかつ、フルーツの華やかな香りがあり。
オリーブオイルとチーズと好相性です!
うわ〜、これはもっと食べたかった。
ちなみに使われているさくらんぼは、紅秀峰とナポレオン。
果実がしっかりしているので、火を通してもへたらない食感でした。

丸山さんの羊のロースト。
肉質は結構しっかりしていつつ、脂が甘いです!
だだちゃ豆と発酵させたお米を食べて育ったのだとか。
そりゃ美味しいです。
付け合せのじゃがいもの後ろに、メロン子(間引きしたメロン)が隠れています。
これも美味しかった!

奥田が目利きした黒毛和牛のパチナーラペンネ。
⋯これだけはちょっとでした。
トマトソースの味は良いのですが、いかんせん煮込みが全く足りていなくて、スジがゴリゴリ。
噛み砕く音がまわりに響くほどでした。

胃もたれを防ぐ、酵素のスープ。
パイナップル、キウイ、オレンジが入っているそうです。
説明ではバナナも入っていると言っていましたが、入っていませんでした。

デザート。
ヤギのチーズケーキ、木苺のソルベ。
チーズケーキの上に乗っているのは、ブルーベリーと(さくらんぼの)ナポレオン。
もう一つのさくらんぼは、佐藤錦でした。
ヤギ乳のチーズケーキ、独特な風味があり、絶品でした。

最後に、シルクを使ったマカロンと焼菓子2種。
さすがにお腹いっぱいになりました。
ちなみにここで使われている『シルク』は食用やパウダー状に加工した絹。
生地や生クリームに練り込んでお菓子にしたものは、鶴岡市の名産となっているそうです。
『シルクマカロン』はアルケッチャーノが開発したものだそうですよ。
この日注文したコースは『Cコース』で16500円。
『生産者の方から届く旬の食材を使用する、その日限りのプレミアムコース』です。
初回はこういったコースを注文して、次回からはアラカルトから注文するのが、個人的にはオススメです。
ご馳走様でした(*^^*)
アル・ケッチャーノ
住所 山形県鶴岡市遠賀原稲荷43
TEL 0235-26-0609
営業時間 Lunch.11:30-15:00 (13:30L.O.)
Dinner.18:00-22:00 (20:30L.O.)
定休日 月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
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