今回の上京の、真の目的です。
小学館ビルの地下、「レストラン七條」です。
恋焦がれて幾星霜・・・少なくとも5年以上焦がれていました。
ようやく満を持して、突撃でございます。
見えますでしょうか。本日のメニューです。
これは黒板の左半分で、まだ右半分に主菜及びデザートなどが書かれています。
「七條コース」はプリフィクスで4500円です。何気に安いですね。
『ウニのコンソメジュレ カリフラワーのピュレ添え』です。
これは私の愛するお店「北島亭」でも定番のメニューです。
「レストラン七條」若主人が修行に行っていたお店でもあります。
ウニが新鮮で甘々で、コンソメはやや軽め、カリフラワーのピュレがウニとジュレを取り持っています。傑作です。
『パテ・ド・カンパーニュ リエット 生ハムの盛り合わせ』です。
肉好きなM子にはたまらない前菜です。
田舎風パテはどっしりとしていつつ臭みがなく、リエットは不思議なほど軽く、生ハムはルッコラと頂くとワインが止まりません。
・・・が、量が多いです。ランチならばこれだけでメインとして通用すると思います。
しかしまだまだ。
『エビフライ』です。
このお店は少し変わっていて、洋食とフレンチが両方楽しめるのです。
そしてお店の一番人気が、このエビフライ。いわば名物ですね。
なので、コースにも一尾は必ず付けてくれるのです。
プリップリかつ中心がほのかにレアです。火の通し方が完璧です。
あまりに美味しかったので、
こんなものまで追加注文してしまいました。
『カキフライ』です。
一個に付きカキを2~3個使用しています。
慌ててビールを注文しますが、到着までの時間が、永遠にも感じられます。
いざ!
じゅわわ~~ん。
海のミルクとは良くぞ言ったものです。
ありがちな臭みは一切なく、心地よい潮の香りと甘さとコクと・・・ここでビールをグイッです。
ムッハー(*゚∀゚)=3
今回は、女子3人なので、少々(量的にも)ハメを外せて嬉しいです。
さて、いよいよメインです。
『仏産鴨のロースト ベリブーソース』です。
真っ赤ですが、ちゃんと温かいです。
ジビエ好きが喜ぶ鴨の味です。肉に感じる香り(嫌いな人には臭みと感じる?)がたまりません。
鴨だ!と主張する味です。思ったよりも逞しく、獣肉に近い歯ごたえがあります。
ジビエ推進派のM子にとっては、理想の味です。もう噛み尽くしたいです。
ソースにはフォアグラが入っていて、そりゃあもう、合いますよ。
M子注文の『イベリコ豚のポワレ ゴボウとトリュフのソース』です。
イベリコ豚が思った以上に巨大(高さ4.5㎝)でひるみましたが、口に入れて仰天です。
脂が全くくどくなく、肉が「豚の香り」がなく、一体何の肉を噛んでいるのかわからなくなります。いや、激しく旨味はあるのです。が、豚肉の概念が覆される味でした。
さらにゴボウの香りが肉に移っていて、滋味深さが増すというか・・・。
付け合せは季節の野菜で、すべて瑞々しく、筍やレンコン、ゴボウなどフレンチであまり使わない素材が、いい味を出していました。
で、一番吃驚した『和牛ホホ肉のハチミツと赤ワイン煮』です。
サーブされるときに、既にふるふる震えているのです。
それほど柔らかいのです。
ナイフとフォークどころか、歯もいらないほど柔らかいです。
しかも味は見た目ほど濃くなく、むしろあっさりしています。甘味と深さはあるのに、しつこくないので飽きが来ません。
さらに付け合せのニンジンに八角が効いていたりと、これでもか!というほど、食べる人を喜ばせてくれます。
そう。ここは食べる人を、期待以上に満足させてくれるのです。
お次はデザートです。
shiro-kuro-family
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す・すごい(汗&生唾&腹虫グー!)
力のみなぎるレポートですね!!
無類の牡蠣好きなのに2度あたって食べることが出来なくなったこの身には↑のカキフライ・・・実にツライ・・・。
最後にあたってから5年たったので今年食べてみようかな・・・。
あああ、思い出すあの味、あの食感・・・.
もう一度カキフライの写真を見て寝ます。
aviss
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渾身のレポ、スイーツ編もupしました(笑)
姉もカキに2度ほどあたっていますが、それでも負けずに食べているようです。
「あたってでも食べたい!」だそうな。
彼女の食い意地は私以上です、
白雪さんに「絶対大丈夫だよ!」とは言えませんが。
・・・カキは美味しいですよね~。ふふ。