夫と二人、用事がてら津の町へ。
「なんか、洋風なものが食べたい」と、珍しくリクエストがあったので、

『ビストロ・ブゾアン』へ。
私は昨年に一度、姉と娘と来ていますが、夫は初めて。
自分的にはとても気に入ったのですが、夫はどうかな・・・と、ちょっとドキドキ。


外のボードメニュと、店内メニュの『ランチA』。
あ、ボードメニュは店内メニュをコンパクトにまとめたものでした。
『本格的なフレンチを気軽に楽しんでいただける、アットホームなビストロです』
と書かれていることを、前回強く感じました。


『ランチB』と『ランチC』。
無難に『ランチB』にしようと思っていたら、夫が暴走。
「どうせならランチCにしてガッツリ食べようぜ!」と。
そりゃもう大歓迎ですよ。


『本日の五種オードブルのも盛り合わせ』。
右上から時計回りに、
『自家製サーモンマリネのタルタル エシャロット風味』
『若鶏のリエット カレー風味』
『ハモンセラーノ』
『菜の花とハムのフラン』
そして真ん中が、『魚のマッシュポテト』。
どれも味のバランスが取れていて、美味しいです。
自分の味覚にフィットするというか・・・塩味の加減がワタシ好みなのかな。
リエットは香辛料がちょうど良い軽さ。
フランは舌触り的には『洋風茶碗蒸し』のような。


『金目鯛のタプナードソース』。
思わず「キャ〜!」と声が漏れたほど、理想的なルックス!
皮目がパリサクですよ!
そしてもちろん、身の火の入り方も完璧!
フワフワしつつ、香りの良い脂が染み出てきます。
さらにオリーブの効いたタプナードソースが、金目鯛にめっちゃ合います!
アンチョビも入っているのに、喧嘩しない味わい。
それどころか、個性的なソースが、金目鯛の味をグングン引き出す感じです。
添えられた野菜も季節が感じられ・・・かつ、味が濃い。
契約農家さんのものなのか、火の通し方が良いのか、どちらでしょ。


『仔牛ロース肉のエスカロップ』。
エスカロップって今調べたら、薄切り肉のことなんですね。
北海道の名物料理の名前だけだと思っていました。
仔牛ロース肉の火の通り加減が絶妙!
中心部は生に見えつつも、ほんのり温かいのです。
そしてソースはトマトの酸味と肉汁の甘味がバランス良く、これまた美味しい!
HIRO’Sさんのバケットで、ソースを綺麗に食べてしまいました。


デザートは、チョコレートのムース、アプリコットのソルベ、リンゴのジュレ。
チョコレートはねっとりと深く、アプリコットは爽やか。
最後まで満足できるランチでした。
こちらは定期的にお邪魔したいですね!
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
Bistro besoin(ビストロ・ブゾアン)
住所 津市新町3-6-2 フェリーチェ 1F
TEL 059-246-7977
営業時間 11:00~14:00
     17:00~22:00
定休日水曜日