昨年12月28日の夕方、父と姉が来津。
私が三重に移住して8年、初めて二人がこちらで年を越すのです。
2012年に亡くなった母にも、一緒に来て欲しかったです。

久居の『tecci ant co.(テッチャントコ)』。
暮れも押し迫った28日、営業しているお店は限られています。
私のお気に入りで、津市内で、父と姉におメガネにかない、予約が取れ、できれば父と姉が行ったことがないお店・・・という条件でチョイスしました。


前菜とパスタ。
私も夜にお邪魔するのは初めてなので、ワクワクドキドキしています。
前菜の『桃取産牡蠣』という文字に、いきなり心拍数アップ!
これは期待できます!!
他にも『大西屋三元豚』『一志のじいちゃん野菜』!!


こちらも魅力的な字面が!
さらに期待が。


限定メニュの『北海道産帆立貝柱のカルパッチョ いくら添え』900円。
帆立貝の周りがサッと炙られて、旨味活性化。
イクラの塩気がよく合います。
派手さはありませんが、噛むごとに味がしみじみと湧き出ます。


『三重県産赤いかのセモリナ粉揚げ』600円。
赤いかの小さい子なのかな?
寿司ネタの赤いかに比べると小さくて身が薄くて柔らかいです。
むっちりとした身ではなくプツリと歯離れが良い身。
味も濃厚というより、はんなりした感じ。
セモリナ粉が食感と身のはんなり感がやたらと後を引き、父がなんとおかわりしました。


『大西屋三元豚の厚切りロースハム』800円。
豚肉の肉々しさを残しつつ、しっとりとして旨味の効いたハム!
白い脂が香り良くてネットリとした食感。
こちらも旨味がハンパないです。
だれともシェアせず、一人で全部食べてみたいです。


画像が暗くて申し訳ないです。
『桃取産牡蠣の香草パン粉焼きグラタン』800円。
うはw
焼き加減絶妙です。
パン粉の香ばしさとオリーブオイルの香り、そして牡蠣自体の旨味がうっとりするほど。
父と姉、「何よこれ〜・・・美味しすぎる・・・」とガツガツ。
ここまでのすべて、気に入ってもらえたようで、良かったです。


もちろん、まだまだ続きます。
『桃取産牡蠣の自家製麺 たっぷりネギ+レモンのオイル系』1000円。
自家製麺はめっちゃもっちり!
牡蠣はふっくら!
繊維が粗めな麺に、牡蠣オイルが染み込みまくっています。
これは危険な美味しさです。
いくらでも食べられちゃいそう。


『リガトーニ・牛モツのトマト煮込みソース』900円。
リガトーニはつまりトリッパ?
大好物!
コリコリしてとろっとして、トマトソースがこよなく合って・・・。
三重県、しかも津市内でいただけるお店は相当限られているので、ここで美味しく味わえるのは本当に嬉しいです。


『国産牛使用 ローストビーフ赤ワイン風味』800円。
味は美味しいのですが、ややパサツキ気味。
想定より肉自体の脂が少なかったのでしょうか。
おそらくモモ肉?


『尾鷲産手長エビのロースト(1尾)』1500円。
素材が新鮮なので、調理はシンプルに。
オリーブオイルと塩コショウで。
身は甘くてフワッフワでした。


父注文の『三重産 骨付鶏モモのロースト』1200円。
鶏自体が美味しいのはもちろん、皮はカリカリ、身はムッチムチ、そしてローズマリーをはじめとする香草と塩コショウが効いていて、そりゃもう最高ですよ!
みんなで取り合いになったほどでした。


デザートには『ゆるブリュレ』『パンナコッタ 柿のジャム添え』、そしてこちらの『ガトーショコラ』を注文。
イタリアン大好きな父的には、この『ガトーショコラ』がお気に入りだったよう。
というか、父はここ『テッチャントコ』が大いに気に入ったよう。
デザートまでぺろりと完食し、
「ここはいい店だ! また来たいな!」と上機嫌。
『テッチャントコ』のご店主夫妻、ワガママなM子実家ファミリーにお付き合いいただき、ありがとうございました!!!
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
テッチャントコ
住所 津市久居野村町445-6
TEL 059-253-8484
営業時間 11:00~14:30(L.O)
     18:00~21:00(L.O)
定休日 月曜日