昨年12月にレストランバス、そしてお店にもお邪魔しました。
さらに今年1月4日。
『restaurant Ryu』です。
この日は夫と娘と3人で。
娘が帰省中に、どうしても一緒に来たかったのです。
というのは、Ryuさんのおせちを何度か注文しているものの、娘はお店を訪れたことがなく。
おせちももちろん美味しいですが、やはり真髄はできたての料理!
お店で食べてもらわないと、本当のRyuさんの良さがわからないままだと思ったのです。
大根とほうれん草と豆乳のカプチーノ風スープ。
抹茶用のお茶碗で提供されるので、両手で包み込むように持って。
手がじんわりとあたたまります。
そしてスープの美味しさよ!
野菜の滋味と、ブイヨンの旨味。
で、熱々じゃないのが良いのです。
ふんわりあたたかい。
なので口の中で香気がぶわっと広がります。
もっとほしい・・・と思うまもなく、終わっちゃうんですよね。
お父様が作っているという伊勢春慶。
蓋を開けると・・・
八寸ならぬ十寸オードブルが!
2色の大根(べにくるり、ビタミン大根)
金時人参
蕪
菊芋
黄色人参
子宝菜(右から2番め・下から2番め)
黒豆
鶏胸肉を2時間低温調理 レモンの風味を効かせたソース
志摩産スズキのアンクルート
マトウダイは皮目にパン粉をまぶして焼き上げたもの
熟成させたヒラメを冷燻 キャビア乗せ
イサキの卵のからすみ
じゃがいものトリュフ和え
野菜はどれも、基本明和町をはじめとする地場産。
魚もなんだったらシェフ自ら釣り上げたものもあります。
野菜がメインとなっていて、しかもどれも味付けが違います!
でも、どれも薄味で、あくまでも素材の味を生かすようになっています。
素材への愛を感じる・・・。
器はすべて、Ryuさんの手作り。
雪だるま!
可愛い!
開けると中には、『命のブイヨン』を使ったリゾットが!
お米は地場産の『みいと米』。
自ら釣り上げたマグロと水菜、チーズのリゾット。
上に載っているのは、この時期が旬の『トロさわら』。
こちらのリゾット、お邪魔するたびにいただいているのですが、鳥肌が立つほど美味しいのです。
娘も一口食べて、「うお・・・」と言ったっきり、無言で食べていました。
そう、このリゾットはお店でないと食べられないのです。
だからこそ、一緒に来たかったのです!
そして、この日初めて知ったのですが、予約時に伝えておけば『大盛り』ができるらしいんですよ!
この日は私たちの他にもう1組いらっしゃり、男性5人と女性1人。
男性の何人かに『大盛り』が提供されていたのです!!!
うわああ!
このリゾットの大盛りなんて!
食べたいに決まってるじゃん!
美味しくいただきつつも、心の中は暴風雨。
次に予約するときは大盛りにしよう、と夫に言ったら止められました。
人には適量があるのだと。
そ、それはわかっているのですが・・・。
南伊勢町産伊勢真鯛のポワレ。
白菜をソテーしてから煮詰めたクリームソース。
そして全体にアメリケーヌソース。
添えてあるのは、辛子菜。
真鯛は皮目がパリパリ、身は火を通しすぎることなくふっくらしっとり。
これまた美味しすぎて、食べ終わりたくない。
あと、いつも思うのですが、白菜が美味しい!
以前、びっけ部のみんなとお邪魔したときも白菜の美味しさに感動し、「白菜もこんなに美味しくしてもらったら本望だよね」と語り合ったのです。
野菜を感動するほど美味しいと感じることって、そうそうないことだち思いますが、こちらでは毎回野菜に感動します。
パンも自家製。
志摩産の青さを練り込んだパンは、真鯛のエキスが染み出したアメリケーヌソースを付けると・・・何でしょう、海の相乗効果っていうの?
染み渡る美味しさでした。
このあと、『明和町産マイヤーレモンのレモネー仕立て』のお口直しがありましたが、撮り忘れ。
あたたかいレモネードでした。
とうとうメイン。
Restaurant Ryuでは毎月メインが決まっていまして、1月は『パイ包み焼き』。
でもおそらく、同じパイ包み焼きでも、毎年料理が変わるんだろうな。
カットする前にテーブルを回って、こうして見せてくれます。
で、これですよ!
「一口目は大きく切って、思いっきり頬張ってください」とのこと。
思いっきり頬張りましたよ!
1ヶ月間熟成した松阪牛は、もう旨味の塊です。
口の中に甘い肉汁が押し寄せます!
はわわわわってなります。
口の中が美味しい肉汁で満たされるって、なんて幸せなんでしょう。
フランス産小麦粉とライ麦のパンが、見た目はあっさりなのに力強く、旨味の詰まったソースを受け止めます。
パン、もっと欲しかったかも。
デザートは紫芋のモンブランにメープルムース。
風味が良く、ちゃんと甘い。
それがいい。
MUSICAの紅茶はアッサム。
そのまま飲んでももちろん美味しく、砂糖とミルクをたっぷり入れると、これまた美味しいのです。
砂糖は多め!
私はスプーン2杯入れました。
美味しかった・・・。
お店初体験の娘も、すっかり陥落。
食べ終わってお店を出ると同時に、「また来たい!」と。
そうであろう。
また、何回でも一緒に来ましょう。
ご馳走様でした(*^^*)
restaurant Ryu
住所 三重県多気郡明和町金剛坂776-21
TEL & FAX 0596-52-6440
営業時間 HP参照
定休日 不定休 HP参照
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