お友だちから、こんな催しがあると知り。

 

『神宮ゲートウェイ斎宮』。
開催元は明和観光商社。
このチラシを貰う前に情報だけ聞き、ネットで検索したのですが、まったくと言っていいほど出てこなかったのです。
で、友だちからチラシを送ってもらい、ようやく全貌を知ることができました。
なんと、ランチを担当するのは、私がこよなく愛するフレンチレストラン『Restaurant Ryu』です!
それを知ったら行かざるを得ないではありませんか。
明和観光商社にお問い合わせしたところ、まだ席があったので、さっそく申し込みました。

 

当日は、斎宮近くの駐車場に集合。
これがレストランバスです。

 

1階の厨房はかなり本格的。
ホシザキのコールドテーブルもあったりして、しっかりお店の味を出すことができそうです。

 

2階は客席。
左右に3つずつテーブルがあり、12人まで対応しています。

 

天井も開きます!

 

前菜とグリッシーニがあらかじめ用意されていました。
グリッシーニ、なんだか茸の香りがしたような気が・・・美味しかったのです。
前菜については、後日。

 

3週間熟成させたオオスジハタ。
出汁のジュレの、昆布の旨味がすごい!

 

鳥羽のハマチをスパイスで焼き上げ、縮緬キャベツで包んだもの。
縮緬キャベツの味が濃くて美味しい!
こちらもブイヨンがたっぷり含まれています。
ハマチ、脂が乗っているのですがスパイシーなのでくどさがないです。

 

4時間かけてホロホロに煮込んだ極み豚を載せたブルスケッタ。
赤ワインが欲しかった・・・。

 

炊きたてバターライス、ターメリック風味。
ロメインレタスと鶏肉を添えて。
鶏がしっとりしていて、鶏とは思えない感じ。
美味しいです。
ターメリックバタライスも、ソースと絡めるとめちゃ美味しい。
ワインが欲しい。

 

明和町産の大根、松阪産の高菜からつくった、抹茶に見立てたスープ。
これは抹茶のように、両手で器を持って飲んでほしいとのこと。
・・・おおお、これですよ。
Ryuの魂を感じる美味さ。
これをバスに乗っていただけるなんて・・・。

 

ちなみに窓からの風景は、こんな。
田園・・・というか、田んぼが広がっています。
明和町、実はお米がとても美味しく、バターライスのお米ももちろん地元産。
基本、Ryuさんは地域の素材を使っています。

 

南フランスのハーブを効かせたガーリックバケットが出てきたら。

 

リヨン風クネルの登場です。
めっちゃ良い香り!

 

断面、ミッチミチ。
松阪牛と極み豚のクネルに、トマトクリームソース。
肉汁がソースに混ざり合い、美味しいのがさらに滅法美味しくなります。

 

デザートは次郎柿。
左は完熟した柿を煮詰めてババロア風にしたもの。
右はカベルネ・ソーヴィニヨンでコンポート。
両方美味しい・・・。詳しくはここでは語りません。

 

最後に、明和町産の柚子をレモネード仕立てで。
これは喉に効きそうです!

限られた厨房でこんなに美味しいものを出せるなんてすごい。
今回参加した方は、みなさんRyuを知らないようでしたが、これをきっかけにお店に行ってくれるといいなあ。

この企画、来年の1月2月と続くようです。
もしも機会があったら是非参加してみてください。
途中で歴史探訪をしたり、酒造にお邪魔したり、とても楽しかったですよ!

ご馳走様でした(*^^*)
一般社団法人明和観光商社
Restaurant Ryu