超久々に、フレンチです。
フレンチ大好き!
しかしフレンチやイタリアンはランチでもやや時間がかかるため、なかなか来ることができず。
あ、これ『tecci ant co.(テッチャントコ)2』でも書いたような。
デジャビュ。
『シェ・ママン』。
元々は尾鷲にあったフレンチの名店が、昨年、鈴鹿に移転してきました。
尾鷲にあったころからお邪魔したかったのですが、かなり距離が・・・。
鈴鹿に来てくれて、個人的にとっても嬉しいです!
お昼のコースは2種類。
A:無農薬・有機野菜のサラダ、本日のスープ、本日のお魚又はお肉料理、デザート、カフェ又はティ-
1,500円
B:本日のオードヴル、本日のスープ、本日のお魚、本日のお肉、デザート、カフェ又はティ-
2,500円
なかなか来られないフレンチなので、Bコースいっちゃいます!
というわけで『本日のオードヴル』
華やかで美しいです。
そして美しいだけではなく、丁寧に作られています。
左下は尾鷲ケンケン鰹。
もっちりしていて、脂ではなく身の旨味が!
鈴鹿で尾鷲の新鮮なお魚を味わえるとは、嬉しいです。
野菜は鈴鹿の近藤ファームの有機野菜。
大根ちゃんや赤かぶちゃんが美味しい!
上はケークサレと教えてもらいましたが、私が知っているそれとは別物。
キッシュの中身的な感じで、しっとりふわふわ、かつ、野菜の甘味が出ています。
他にもウスイ豆のゼリー寄せは、丁寧に取られたブイヨンの香りが素晴らしかったです。
とても気に入って、最後まで残した、パプリカのムース。
口溶けが良く、パプリカの甘さに丁度よい塩梅の旨味。
これは是非ものです!
カボチャと人参のポタージュ。
これまたブイヨンが良い味を出しています。
カボチャのコックリ感と、独特の臭みが出る寸前の人参の程よい香り。
絶妙です。
この一品で、ますます期待が高まって参ります。
パンも自家製。
左は全粒粉パンで、表面がサクサクで中もっちり。
香ばしいです。
右はバタの旨味たっぷりなブリオッシュ。
どちらも美味しい!
ちなみにこのお店は夫婦で切り盛りされており、サーブはご主人、お料理は奥様。
サーブのご主人がこれまたダンディながら、若いころは相当やんちゃだったんだろな・・・と妄想しちゃうタイプ。
立板に水な、料理説明も素晴らしいです。
カマスのポワレ。
この画像をTwitterにアップしたところ、即座に「『シェ・ママン』さんでしょ」と返してきたちよぞーさんに驚き!
しかし、今、見返すと、県内では特徴的のある盛り付け方なので、特定しやすいかもしれません。
カマスの下にはラタトゥイユ。
バジルソースにバルサミコに、衣に塩味がついたカマスのポワレ。
全部を絡めて食べると、驚くほどの美味しさ!
この一皿は、甘さや酸っぱさや、塩気・・・色々な味が合わさることで、完成するのです!
そしてもちろん主役は、新鮮なカマス!
これが新鮮だからこそできる一品です。
伊勢鶏のバロティーヌ。
伊勢鶏のもも肉で、中の具を巻いてあります。
まわりは野菜入りのベシャメルソース。
上に載っているのは揚げ春雨チック。
正式名称があるらしいのですが、何だったんでしょう。
食感的には、最高でした。
あまり美しく撮れていないのは承知で、断面ショー。
中の具材は和牛挽肉と野菜。
まわりの鶏肉の味わいと、中の挽肉の食感と味わいの違いと、野菜の歯応えと香り、それらをすべて包み込むベシャメルの存在感。
なんて言ったら良いか・・・プロフェッショナルな味と、家庭的な味の両方を味わえます。
稀有な味ですね。
デザート盛り合わせ。
チーズケーキとクレマカルメ、だったかしら。
チーズケーキは軽めながら、苦味を感じるほどのしっかりとした味わいで、マンゴーソースがキリリと引き締め。
クレマカルメ・・・ぶっちゃけプリンは、私好みのカラメル風味。
久々に堪能いたしました。
時間的に、スケジュール的に可能であれば、もうしょっちゅう通いたいです。
あ、そういえば、ダンディな旦那さんから、キャンピングカーOKの了解をいただきました!
次回は、夜、お料理とともに豊富なアルコールメニュも堪能します(*^^*)
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
シェ・ママン
住所 鈴鹿市東磯山3-3-19
TEL 059-388-3001
営業時間 火曜日~土曜日
Dejeuner 11:30~14:30(LO14:00)
Diner 完全予約制 17:30~20:30(LO20:00)
日曜日 11:00~15:00
定休日 月曜日
※松阪に移転しました
住所 松阪市中央町340-3
TEL 0598-53-0103
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