金曜日の夜に実家に到着し、法事は日曜日の午前。
土曜日のこの日は、法事のために上京する叔母を羽田空港まで迎えに行ったり。
さらに、私が実家に来る直前まで熱を出していたためか、かなり体調不良。
ディナーは、肉好きフレンチの聖地『マルディグラ』を予約していのたのですが、やむなくキャンセル。
その代わりに夕食へと向かったのが、実家から車で10分ほどの、

『Trattoria Pizzeria canoa』。
ここは昔は自転車さんで、私も赤い自転車を購入したことがありました。
時の流れを感じます。


メニュその1。
ここは『前菜』とか『メイン』とかの区別なく、注文は自由な感じ。
いいですね。
産地にこだわっているのも好感がもてます。
が、一瞬違和感を感じてしまった自分がいて。
こちら三重だと、魚介・野菜ともに地場産が当たり前なので、『大分豊後 天然シマアジ』とか見ると、「なぜわざわざ・・・」と思ってしまうのです。
でも都市部だと、こっちが当たり前なんですよね。


力を入れている、ピザとパスタメニュ。
小さなお店ながら、ちゃんとピザ用の釜が設置されているので、ピザ推しなんでしょう、きっと。
水牛モッツァレラを使っているのが嬉しいです!


『アオリイカのカルパッチョ』1260円。
イカが甘く、香りの強い香草と酸味の聞いたソースのバランスが絶妙です。
味のバランス感覚が良さそうなので、期待に胸が高まります。


『生ハムとポーチドエッグのサラダ』1050円。
生ハムは注文を受けてから、塊肉から削り落とすフレッシュさ。
でも、味わいと熟成具合から、ハモン・セラーノではないような。
もっとフレッシュな生ハムでした。
こちらも味のバランスが良いです。
カルパッチョといい、水菜を使っているのが、『日本式イタリアン』を感じました。
そもそもイタリア料理と日本料理は似ているというか、共通点が多々あるので、あまり違和感がありませんね。


『牛タンとポルチーニ茸の赤ワイン煮込み』1470円。
牛タンの繊維がホロホロと崩れるほどしっかり煮込まれているのに、あっさりしています。
この画像からだと味が薄く見えますが、さにあらず。
赤ワイン、茸のコク・・・必要な味は、ちゃんと牛タンの中に入っています。
お肉はもちろん、ざっくり大きくカットされたポルチーニ茸も存在感が大きく、香りと歯応えがとても良かったです!


『ズワイガニのトマトクリームソース/ズィティ』1470円
ロングパスタかと思ったら、『ズィティ』というショートパスタ・・・マカロニ的なものでした。
ソースの味は最高!
しかしパスタには、やや芯が・・・。
スパゲッティなどのロングパスタはアルデンテが理想的ですが、ショートパスタはしっかり火が通ったほうが美味しいと思います。


『マルゲリータ&クアトロフォルマッジ』・・・多分1470円。
小さなお店では珍しいくらいに素敵な、ピザの焼け具合です。


美味しい窯焼きピザに現れる、豹紋がちゃんと出ています。
これは高温できっちり焼けた証拠!


生ハム命!な娘m子が注文した『パルマ産生ハム』840円。


体調が悪い・・・といいつつ、美味しいものに出会えるとテンションは上がります。
『マチュドニア風パンナコッタ』は、ゼラチンをほんのちょっと足してあるのか、モチモチとした不思議な食感。
濃厚で美味しかったですよ!
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
Trattoria Pizzeria canoa
住所神奈川県川崎市中原区今井南町574 森ビル 1F
TEL 044-739-2771
営業時間 11:30~14:30(L.O)
       17:30~22:00(L.O)
定休日 月曜日