夫が昨日、私に隠れて、美味しいものを食べていました。
「一緒に食べに行こうね」と約束していたお店です。
サルシカ隊の準君と浮気したのです。
許せません。
なので、今日は無理矢理連行し、「二日続けて同じ店に来た男」として辱めてやりました。

『うなふじ』です。
私の暮らす集落のおじ様方から、絶大な人気を博しているお店です。
それにしても今日は異常なほど風が強く、雪が降るそばから積もることなく横っ飛びに飛んでいきます。
こんな光景、初めて見ました。


注文したのは、うなぎ丼(上)です。
復讐の為、特上にしてやろうとも考えましたが、この地でのランクアップは「量が増える」に終始していることに気づいたので、やめました。
そこまでは食べられません。
それにしても嬉しい価格帯です。


来ました。注文して5分経っていません。
でも熱いです。少し不思議な食感です。
表面はカリッとしていて、脂を残して焼いた歯ごたえですが、津にしては珍しく、少し蒸してあるのでしょうか?身がかなり厚いにもかかわらず、ふわりとしています。タレは一口目は若干甘目と感じますが、食べ進めていくうちにむしろ、あっさりしてきます。タレとご飯の配分も丁度良く、また、身があっさりしているのに対して、タレがテラテラとしています。これはうなぎをドボンとタレに漬ける事によって、タレに脂が蓄積されているのでしょうか?
謎の多いうなぎ丼です。
そして、実は一番気になったのは、お吸い物です。
他の店ではかなり濃い目の鰹出汁の香りがするのですが、ここはあまりしません。昆布が強めに感じる気がします。さらに、魚×魚のぶつかりを抑えるために、お酒か味醂を若干多めにしているのでしょうか?
身がふっくらとしているのに、しつこくない。
お吸い物が鰻の邪魔をしない。
これがおじ様方に支持される所以でしょうか・・・。
うーん。謎を解くためには、更に訪れる必要がありますね。
あと、夫は、私に隠れて未開拓のお店に行かないでください。
本気で怒ります。
ご馳走様でした。[#IMAGE|S58#]
うなふじ
住所 津市高野尾町633-29
TEL 059-230-0093
営業時間 11:00~13:30
       15:00~18:00
定休日 火曜日