いつも下道で京都に向かうときに通る道。
見えますか?
『そば』。
とても気になっていたのですが、なかなか道草までする余裕がなく。
この日はたまたま、お昼ちょっと前にこちらを通りかかったので、初めて右折してみました。
で、え、本当にこの先にお店があるの・・・と不安になっていたら。
ありました。
『蕎麦 市のせ』。
定年したお父さんが趣味で営業しているのかしらと思ったら、全然違って。
本気のお店。
今季のお料理。
うおおお、とても美味しそう!
でも初めてのお店でいきなり『雪』は冒険かな・・・。
それにしても『炙り鯖寿司』って!!!
一品物やデザートも素敵です。
店内も素敵。
4人がけテーブル席の奥に、囲炉裏を囲んだテーブルが。
注文したのは『月』2500円。
この『蕎麦豆腐』が、口当たりはツルンとしているのに、いきなり蕎麦!
美味しいです!
おろしたてのわさびが、辛くて甘い!
お腹がググっと空いてきました。
続いての一品。
器が素晴らしくて、ついつい撮影。
場所柄、信楽焼だそう。
信楽焼というと、土の色っぽいイメージがあるのですが、こちらは繊細で可愛らしい。
『すくなかぼちゃと栗渋皮煮の湯葉あんかけ』。
な、何・・・この優しいお出汁・・・。
なんというの、丸い味わい。
鰹と昆布の効き具合が絶妙!
そして、このお出汁に渋皮煮の甘みが合うのです!
初めての味わい!
甘い栗とお出汁が、こんなにも合うとは・・・!
宿儺かぼちゃは蒸してから団子状にしてあるのかな。
口の中に入れるとホロホロとほどけます。
渋皮煮が甘いので、甘みよりも実の旨味自体を感じることができます。
これは美味しい・・・。
『炙り鯖寿司』。
もうお醤油はかかっているのでそのままで・・・とのこと。
炙ってあるので、脂がとろけてます!
美味しすぎる! 美味しすぎる!
ご飯の押し加減もちょうどよく、口の中で柔らかく解ける感じ。
蕎麦のつけ汁と、わさびと、お塩。
私、嬉しすぎて『細打ちのもり蕎麦』を撮り忘れました。
めっちゃ美味しかったのに・・・。
『粗挽き太打ちのもり蕎麦』。
お、思っていた以上に太いです。
そして、歯を押し返してくるようなコシ!
むせ返るような蕎麦の香り!
こちらのお蕎麦は福井県産だそう。
何というか、蕎麦の実をそのまま食べているかのような錯覚に陥ります。
そのくらい蕎麦の味が強いです。
それにしても美味しい。
私、最近うどんにハマっていますが、そもそもは蕎麦派。
こういう美味しいお蕎麦に出会えると、嬉しくなります。
それにしても料理の撮り忘れ・・・かなり凹みます。
これは早々に再訪しなければ!
ご馳走様でした(*^^*)
蕎麦 市のせ
住所 滋賀県甲賀市信楽町宮尻185-3
TEL 0748-60-6510
営業時間 11:30~
定休日 木曜日
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