追いついてきたので、そろそろ通常版で。

無性にあっさりした和食が食べたくて、一年半ぶりの『幸村』。
自分で作れって気もしますが、自分で作れないプロの味が食べたいんですよ!


外メニュ看板。
未だに『女性感謝デー』に来られていません。
以前書かれていた『限定24食』という文字がなくなっています。
とするとバイクで言う限定解除!?・・・ではなく、席と時間に制限がある以上、増やしようがないってことですよね、多分。
お昼の『日替わり松花堂弁当』を食べたい方は、予約必須ですに。


『日替わり松花堂弁当』1050円。
若干ピンボケなのが悔やまれます。
通常ならば2~3枚撮っておくのですが、この姿に幻惑されて、一刻も食べたい飢餓状態に陥っていたのです。


鰆の焼き物。
注文を受けてから焼くので、熱々のしっとり。
独特の旨味がご飯と好相性です。


かぼちゃの鶏そぼろ餡かけ。
かぼちゃの甘さとポクポクした食感を、鶏と出汁の風味で引き締めつつ、実の繊維を緩めていて、上品ながらやっぱりご飯に合う味です。


実力派の面々。
手前の、マスの酢味噌和えっぽいのは、昔は絶対食べられなかった味なのに、今では好物の部類に入るくらい好きな味。
奥の出汁巻き卵は、甘くなくて噛むと出汁がジュワッと染み出すタイプ。
大好物なんです。


この日のご飯は菜飯。
薄味で美味しい!
ちなみにお店のお母さんに
「ご飯は普通の量でいい?」
と尋ねられ、てっきり大盛りがあるのかと思い、
「ふ、普通で」
と答えたら、このてんこ盛り。
お母さんの質問の意味は、「ウチは普通のご飯の量が多いけど減らしたほうがいい?」の意味だったのですね。
満席のお客さんの半分近くが「少なめで」とリクエストしていたのを聞き、ようやくわかった次第でした。
もちろんここに、出汁の香りが芳しいお味噌汁がつきますよ。


デザートの『小倉あずきのわらび餅』。
前々回の訪問時にいただいて感動し、デザートは日によって違うと聞き、もう一度巡りあうのを待っていた一品。
3年ぶりくらいの邂逅。
官能的な食感と、控えめながら風味の濃いあずきと、それを覆す粉感のきなこに、今回も大満足でした。
これで1050円て・・・商売ッ気がないにも程がありますよ。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
割烹・鮨 幸村
※前回の訪問へ
住所 津市大門33-15
TEL 059-226-5363
営業時間 11:30~14:00(LO13:30)
     17:00~23:00
定休日 日曜日・祝祭日