またしても時系列ガン無視。
『青雲志』へ行く前日のことです。
『PregoⅡ』。
ほぼ2年ぶりの再訪です。
2年前に来た時は、シーズン的に終わってしまったメニュがあり、臍を噛んだのです。
それが目当てだったのに・・・!
で、2年間、ずっと覚えていましたよ。
この執念深さと記憶力・・・我ながら怖くもあり、自慢でもあり。
あ、言っておきますが、食べ物関係以外の記憶は、まったく機能していません。
本当にこの記憶力は、食べ物だけです。
ランチメニュ。
『パスタセット』はチョイスできるパスタが限られているので、もちろん『ランチ』1580円に。
で、そのパスタ&ピッツァメニュ。
あ、あれ、お目当てのパスタがない・・・まさか今年ももう終ってしまったのでは!
慌ててお店の方に尋ねると、厨房に聞いてくださいました。
そして、本当はディナーメニュですが、ランチでも注文できると!
イヤッホォォゥゥゥ!
良いお店だ!
2年越しの片思いがようやく叶うのね・・・。
とはいえ、その前にクアトロピアット。
このお店では、2人でランチを注文すると、違う前菜を出してくれるのです。
こちらは夫ので、左上から時計回りで、
●豚肉の田舎風パテ
●カボチャのポタージュ
●牡蠣のフリット・カレー風味
●タコのマリネ
パテを一口もらったところ、かなりドッシリしていて香辛料が効いていて、今すぐ赤ワインが欲しい味!
くうう。
一方、M子のクアトロピアット。
こちらは実食したので語りますよ。
あ、その前に、お料理内容についてお店の人が説明してくれるのですが、タイミング悪く夫がお手洗いへ。
戻ってくるまで、説明を待ってくれました。
良い人だ。しかもお店の女性が、みんな美人なんですよ。
話は戻って。
帆立の燻製。
冷燻なので中はレアな感じ。燻製の香りと塩分が丁度良く、これまたワインが・・・。
カポナータグラタン。
カポナータにチーズをオンしてオーブンで焼いてあります。
焼きたての熱々が嬉しいです。
薄味で野菜の素材感が生かされていて、これはパンが欲しくなりました。
低温調理した鶏肉。
食感は『鶏ハム』に近いですね。
ムネ肉ながらしっとりしていて、まったくパサつき感が無いです。
鳥の味が素直に感じられるので、鶏好きはハマりますよ!
ピクルスベースのソースが味全体を引き締めていました。
これももっと食べたかった・・・。
牡蠣のフリット・カレー風味。
こ、これは・・・!
何故今まで、牡蠣でカレー風味の揚げ物を考えつかなかったのか!と地団駄を踏みたくなるほど美味しい!
両方の前菜に入っていたのは、自信のあらわれだったのですね!
一個と言わず、ギン冷えのビールと共に、10個くらい食べたいです!
そ、そしてようやく。
『鱈の白子と九条ねぎのパスタ』(+315円)!
これを待っていたのです。
勝手な想像で、鱈の白子のポアレっぽいものが載っていると思っていたのですが、意外なルックス。
言っちゃあ何ですが、控えめというか・・・。
が、口に入れた瞬間、衝撃!
お・・・お・・・お・・・美味しすぎる!!!
何ですか、このクリーミーさと深さ!
しかし、クリーミーなのにまったく重さを感じません。
パスタに絡みつく粘度と、口に入れた瞬間に広がる旨み!
火が通りきっていない『生』な白子の味わい!
そして柚子の香りがアクセントとなり、半ば火が通った九条ねぎが、白子特有のクセを消し去り!
で、さらに柚子胡椒が効いていて、心地よい風味と辛みが!
味付け自体はかなり抑え気味なので、いくら食べても飽きが来ません。
食べている間、美味しさのあまり踊り出しそうになりましたよ!
うわ~・・・語っても語り切れない。
永遠に食べ続けていたです。
久しぶりに「食べ終わりたくない!」と切望しました。
しかし何故!
テーブルに置いてある飲み物が『お水』なの?
これが辛口のフルーティーな白ワインだったら、この美味しさが二重にも三重にもなるものを!!
そして最後に残ったソースは、是非パンを付けて食べたかったです。
ここは良いお店なので(勝手に判断)、お願いしたら持ってきてくれたかもしれませんね。
ああもう!
是非とも夜に来て、もう一度食べたい!
はー・・・。
もはやデザート必要なし・・・。
エスプレッソで余韻を楽しみました。
最後のお会計時に、お店の方が「お味はいかがでした?」と聞いてくれたのが、とっても嬉しかったです。
そりゃもう、悶えるほど美味しかったですよ!・・・と言いたかった。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
PregoⅡ
住所 津市寿町18-21
TEL 059-213-2882
営業時間 11:00~14:30 [ Last Order ]
17:00~22:00 [ Last Order ]
~21:30 [ Last Order ](日曜日)
定休日 月曜日
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