今日は1月29日。
今月になって、28本も記事を書いているのに、いまだに終わらないって、どうゆうこと?
おかしくないですか?
時の流れに不自然さを感じつつも、レッツラゴー。

関宿にほど近い『蕎麦・天麩羅 萌へ井』です。
数寄屋造りっていうの?
落ち着いた佇まいです。


入り口に立っていた案内。
こだわりを感じますが、それにともなう金額で、やや怯みます。
ランチにこんなに出して良いのかしらん・・・と、一瞬逃げ腰に。
しかし以前一度突撃した際、「定休日」でショックを受けた苦い過去があるので、意を決して!


靴を脱いで店内へ通されます。
中庭がありますよ!
庭を挟んだ向こう正面が厨房となっているようです。


椅子席をお願いしたところ、蔵の中の席へ。
少し薄暗くて、落ち着きます。
おしながきは、お昼用。
蕎麦単品は、他のおそば屋さんに比べると2割高くらい?
夜のおしながきには、単品の天麩羅やおつまみが載っていました。
それにしても、かなり広い店舗内を、ガスファンヒータのみでまかなっています。
なのでいたるところに小型のファンヒータが。
一ヶ月の灯油代を考えてしまい、勝手にガクブルしてしまいました。


『もりそば』945円。
十割蕎麦で、つなぎを使っていないのに、ツヤッツヤ。
粉と水の相性が良いのでしょか。
しかも蕎麦の香りが濃いいです。
これは薬味はいっさい必要なしですね。入れると却って、蕎麦の味を殺してしまいます。
つけ汁は関東よりやや薄めの、伊賀でよく出会うタイプの味。蕎麦をドボンと漬けて丁度良いくらい。
甘さにクセがあるように感じますね。
そのクセが、後を引く味わいとなり、更に美味しく感じます。


そして冬といえば『鴨南蛮そば』1565円。
『鴨汁そば』でも良かったのですが、冷たいのと温かいの、両方食べたくて。
・・・は~、汁が美味しい。
麺の一本一本に、鴨の脂が絡み付いて、噛むと蕎麦の香りに脂の香りがオン。
色っぽい味です。
そして、白ネギも焼き目が付いて香ばしく、さらに中は熱々のトロトロで火傷必至!
トロトロ部分は、甘々でもあり・・・思わず頬がゆるみます。


蕎麦だけじゃ絶対足りないと思い注文した『天丼』840円。
器がステキです。
意外に量もありますよ。


アップ。
海老と沙魚とナスとカボチャとシシトウ・・・そして舞茸。
舞茸の天麩羅はポイント高し!
天麩羅は私好みのサクカリッとしており、揚げ加減も絶妙!
海老はムチムチ、カボチャはホクホクしています。
タレは、蕎麦用のつけ汁より、若干辛め?
とはいえしっかりコクがあるので、ご飯にはジャバジャバかけない、この控えめな量が丁度良いです。
あ、今気づきましたが、もりそばより天丼のほうが安いんですね!
これはあまり無いことなので、ビックリしました。
それだけお蕎麦に手間暇がかかっているということでしょか。
ここは、お客さんが来た時とかにお連れしたいお店ですね。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
蕎麦・天麩羅 萌へ井
住所 亀山市関町木崎250-1
TEL 0595-96-3233
営業時間 11:30~14:00
       17:00~21:30
定休日 火曜日(ただし売り切れ次第閉店)