私、鯖が大好きです。
生も締めたのも、焼いたのも。どれも好き。
でも一番好きなのは、鯖寿司!
そんな私のために夫が、『鯖街道』を行ってみようと。

 

こちらが鯖街道。
福井県の小浜から、京都の出町柳まで。
前日の朝に小浜に揚がった鯖を、昼までに熊川宿へ。
そこから夜通し鯖を担いで歩き、翌朝、京都の錦市場の朝市に間に合うように運んだのだそう。
物流の源流のようです。
70km以上あるこの街道を、一日弱で歩くってすごくないですか。

 

今も京都市内に残る、鯖街道の終点。
こっちから遡りつつ、鯖寿司を食べようという魂胆。

 

一軒目は『鯖街道 花折 下鴨店』。
販売は9:00からで、飲食は10:00から。
9:57に着いてしまった私たちを、こころよく入店させてくれました。
ありがたい。

 

こちら、お品書き。
さすがに鯖一色。
それにしても鯖寿司ってけっこう、お高いですね。

 

店内から入り口を臨むの図。
レジのところにお持ち帰り用の鯖寿司が売られています。

 

M子注文、『鯖寿し膳』1835円。
お吸い物と小鉢が付いてきます。

 

鯖、肉厚です!
白板昆布が乗っています。
この時期なのに、かなり身が豊かで脂が乗っています。
それにしても御飯の量・・・密度がすごい。
1切れでご飯1杯分くらいあるんじゃないでしょうか。

 

夫注文の『炙り鯖寿し膳』1935円。
『鯖寿し』が、脂が口の中で咀嚼いていくうちにとろけるのに対して、こちらは最初からとろけています。
しかも炙った風味が加わって。
これ、好みが分かれますね。
でも両方とも美味しい。

 

お吸い物。
昆布の出汁が効いていて、やや塩気が強く美味しい。
お酢で甘くなった口をリセットしてくれます。

 

小鉢は鯖の切れ端を蒸したもの?
醤油ダレがかかっていて、めっぽう美味しい。
お持ち帰りしたくなりました。
これで白ごはん食べたら、美味しいだろうなあ。

 

店頭販売分。
『吟撰』・・・一度食べてみたい。

俺たちの戦いはまだ、はじまったばかりだ!

ご馳走様でした(*^^*)

 

鯖街道 花折 下鴨店
住所 京都府京都市左京区下鴨宮崎町121
TEL 075-712-5245
営業時間 食事10:00~16:00(LO15:45)
     販売9:00~18:00
定休日 水曜日

鯖街道動画編です。
多分、ブログを読んでいる人と動画を見ている人の層があまりかぶっていないんでしょうね。
動画を見ている人からは「なんか知らんけどよく食べるおばちゃん」と認識されているようです。