一昨日お邪魔したラーメン屋さんで、ちいと心が折れまして。
多分、美味しいとか美味しくないんじゃなく、「口に合わなかった」のです。
この私にしては珍しいですが。
そしてその翌日(つまり昨日)、珍しく、「中華そばっぽいのが食べたいな~」と、呑気につぶやく夫。
それを聞いた私は、脳みそフル回転ですよ!
昨日の轍を踏みたくない・・・しかも時間的に三重県全土ではなく津ぅ限定、その中でいわゆる「中華そば」は何店舗あるのか・・・。
というワケで、ここを思い出した私はエライです。

『長崎屋』。
国道165号から、高茶屋の辺りの脇道に入り、単線の踏切を越え、田んぼと民家が隣接する道をずっと行ったところにあるお店。
ここは中華そば(ラーメン)のみならず、お店の佇まいやその周辺まで楽しむのが、正しい味わい方です。
なんと3年ぶりでした!


お店の周囲はこんな感じ。
初めて訪れる人にとっては、この先にラーメン店があるとは信じられない道です。


メニュ。
ラーメンのみで潔いながらも、かなりシビアに細分化されています。
塩ラーメンがあったのには気づきませんでしたが、今見返したら、前回もありました。


12月のお休み。
一瞬、法則が見えないwwwとか思ったけど、大晦日以外は2日しか休んでいません。
超働き者です。


注文を受けてラーメンを作る親父さん。
店舗にも厨房があるのに、何故か左側の屋台部分で調理をします。
ちなみに、屋台全体をサッシ窓付きの小屋で囲っているので、密閉されており、サウナ状態。
暖かくムシムシな中で、親父さんはラーメンを作っているのです。


物議をかもした椅子。
確か前回も長椅子だったと思ったのですが・・・もしかしてジャッキー・チェンの映画に出てくるような、一人掛け丸椅子だったけ・・・?


ラーメンを注文すると、自動的にもらえる、ゆで卵。
私のような『ゆで卵好き』には、まったくもってありがたいです。


そしてここに来てようやく『ラーメン』500円。
箸が割られて、しかも刺さって出てくるのが不思議。
鶏がらで取ったダシの正しい中華そばなんですが・・・甘めなんですよね。
甘めなんだけど美味しい・・・妙にハマる味です。
チャーシューは肩肉?
最初は冷たくてやや固め、これがスープの熱で柔らかくなり脂身もプルプルになります。
なのでラーメンを食べる際、チャーシューは真っ先に食べないで、ちょっと馴染ませてあげてね!


『ライス』100円。
たくあんは2切れ付いてきますよ!撮る前に夫が一枚食べてしまったのです。


そして最後に撮らせてもらった厨房内部。
本当に屋台そのまま!
屋台から店舗に商売形態を変える際、厨房を作らず、あえて屋台を残したのでしょか。
それほどこの屋台が使いやすかったのでしょか。
なんというか・・・色々な意味で『愛』を感じるお店です。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
長崎屋
住所 津市雲出島貫町
TEL 非公開
営業時間 11:00~24:00
定休日 不定休