このブログを始めて、なんと丸4年以上過ぎました。
このお店には、その間に23回、もしくはそれ以上お邪魔しているのです。
今計算したら、約63日に一回・・・つまり2ヶ月に一度ということ。
なんだ、もっと頻繁に行っても大丈夫そうジャン!
・・・などと、各方面からぶん殴られそうなことを思いつつ。

うふふの『やまき』。
帰省から帰ってきて、初です。
私が帰省中は、夫がお世話になりました。


にょほほ。マイビアカップでビールと突き出し。
この数日前に、女将さんのブログであるものの製作過程が載っており、その素材が超大苦手な私は、
「絶対食べられん!」と真っ青に。
それが左側の『ゴーヤの佃煮』。
おおお、全然苦くなく、美味しい!
何故?何故あのガンコな苦味が消えるの?スゴイ!


『蕎麦生麩と湯葉のあんかけ』・・・だったかな。
生麩自体に蕎麦粉が練りこまれていて、さらに細かくした蕎麦の粒も入っている?
ムチムチプチプチで蕎麦の香りと出汁の香りが相俟って・・・思わず笑みが漏れ出します。


ボードを見て、勘で注文した『射込み茄子』。
これが超大当たり!
素揚げした米茄子の中に鎮座しているのは、南瓜と鱧と松茸の天麩羅!
鱧は揚げることで外側はカリカリの衣・・・中は蒸されたようなフワフワ感と濃いい旨味。
松茸は、歯で噛みしめるとむせ返るような香りと肉汁(としか言いようがない)が迸り。
そして茄子もとろとろで、何気に彼奴らの味を含んでいたり・・・。
いや、これは他の人に紹介したいような秘密にしときたいような・・・正直、かなり葛藤しました。


『秋の炊き合わせ』。
ふふふ、ここにも松茸ちゃんが。
冷え冷えの一品で、冬瓜ちゃんに巻かれているのはこれまた鱧!
旬のはしりと旬の熟れ時を、堪能できる味わいです。


私の横でもふもふ食べているm子用の茶碗蒸し。
m子が「自分で撮る!」と言って撮った一枚。
ややピンボケ・・・まだまだじゃのう。


最近中盤でいただく、お造り。
左は締め秋刀魚。やまちゃんは「ちょい締まりすぎ」と言っていましたが、これはこれでイイの!
乗った脂を、お酢が良い感じに中和して。
今思い出しても、涎が口中に・・・。


インドマグロと鯛。
ここの鯛が美味しいのはいつものことながら、マグロが!
赤身チックな部分から中トロへの、色と脂の甘味のグラデーション!
食べ終わるのが惜しいほどでした。


キュウリと蛸のドレッシング和え。
ドレッシングに辛子を混ぜることで、思いがけない新鮮な味わい。
これは毎回、お料理とお料理の間の「つまみ」として常備してくれると嬉しいかも。
胃に負担にならず、ちまちま食べて美味しいんですよ。


そして大トリ、なぜかここで『大浜みやこ』!
人名ではなく、南瓜ちゃんの品種名です。


見て下さいよ、この断面のホクホクさ。
感動するほど、甘くてネットリしています!
昨年も一昨年も(2009.09.16)頂いたはずなのに、今年のこの感動は何!?
私が甘いものを受け付けるようになったのか、今年の出来が良いのか・・・。
甘物苦手かつ、お腹いっぱいなのに、大きな一枚を美味しくいただいてしまいましたよ。
で、トリのあとの締め。


『辛みおろし蕎麦』。
茶蕎麦と汁が冷え冷えに対して、海老天が熱々なコントラスト・・・毎度のことながら最高です。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
やまき
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